ER図の作成に便利なツールはいくつかあります。
ツール選定のポイント
自分的選定のポイントは以下
- 無料
- 画像やPDFなど何かしら書き出しが可能
- 簡単に作成・更新が可能
- 図形としてみやすい
- IE表記でかける
いくつか使ってみて、最終的に選んだのは「Draw.io」です。
Draw.io
Flowchart Maker & Online Diagram Software
Draw.ioは登録せずに豊富なテンプレートからER図などのさまざまな図形を作成できる無料Webツールです。
作成した図形は画像形式の他にも豊富な拡張子でエクスポートが可能です。
Drow.ioが他のER図作成ツールより優れていた点としては、無料なのに制限がほぼなく、機能が充実しているところ!
後でまとめている通り、他のツールは機能制限がありせっかく作成しても最終的に使えないものもあります。
そして、なんとVSCodeでの利用も可能です!
Web上での利用も不便な点など特にないですが、使い慣れているVSCodeで利用できるのはそれだけで使いやすく感じます。
導入方法
VSCodeの拡張機能検索窓で「Drow.io Integration」と検索し、インストールします。
Draw.io Integration - Visual Studio Marketplace
使い方
- 拡張子を
.dio
のファイルを作成します。 - ER図の図形を使うには、左下の「その他の図形」をクリックし、「ER」にチェックを入れて適用をクリックします。
- 左側にERという項目が追加されるので、そこからER図で使いたい図形をドラックアンドドロップします。
- エクスポートしたい場合は左上の「ファイル」をクリックし、「Export」から好きな形式を選択します。
他ツールのレビュー
SqlDBM
SqlDBM - Online Database Modeler
最初に使ったツールで、完全に見た目が好みで使い始めました。
sqlDBMはER図作成に特化した機能充実しており、テンプレートや表示がかなり見やすいツールです。
しかし、無料だと機能制限があり、その中に書き出しが含まれていました。
また、使い方に関する記事が日本語ではあまりヒットしなかったという印象があります。
Lucidchart
Intelligent Diagramming | Lucidchart
2つめに使ったのがこのツールで、他の図形作成でも使ったことのあるツールでした。
Lucidchartは選定のポイントは押さえていて使いやすかったのですが、一文書あたりのオブジェクト制限があり、データベースの数が増えると無料枠では対応できなくなります。
作成の終盤に気づき、かなりがっかりしました。