ローカル環境で構築したWordPressを本番環境に反映させるときや、本番環境をローカル環境で構築する時に「All-in-One WP Migration」でエクスポートしたファイルをインポートしているのですが、ファイル容量上限をオーバーしていてエラーメッセージが表示されアップロードできません。
アップロードファイルの容量上限を変更可能なので、上限を上げてアップロードしていきます。
「.htaccess」ファイルを更新する
サーバーがApacheを利用している場合 .htaccess
ファイルを変更することでアップロードファイルの容量を変更可能です。
WordPressのアップロードに関する挙動は次の3つのPHPディレクティブが制御しています。
upload_max_filesize
post_max_size
memory_limit
wp-base/wp/.htaccess
ファイル内に以下を追記します。
php_value upload_max_filesize 500M
php_value post_max_size 500M
php_value memory_limit 500M
上記の場合、アップロード上限が500MBに変更されます。
主にローカル環境でアップロードファイルの容量上限を変更する場合はこれで対応しています。
「php.ini」ファイルを更新する
php.iniファイルでは、PHPの初期設定への変更を定義することができます。
upload_max_filesize=500M
post_max_size=500M
memory_limit=500M
上記の場合、アップロード上限が500MBに変更されます。
主に本番環境などで管理画面からアップロードファイルの容量上限を変更する場合はこれで対応しています。
管理画面から「php.ini」ファイルを更新する方法は↓
comming soon
おわりに
ファイルのアップロードサイズ上限はセキュリティと効率のために設定されています。
目的のファイルアップロードが完了したらもとの上限に戻しておくこと!