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これからエンジニアとして新社会人を始める人へ。焦りという呪いの解呪方法について

Last updated at Posted at 2022-11-01

新社会人になった時の悩みを書いて、早一年と半年が経ってしまった。自分はエンジニア2年目になり、当時あった地獄のような焦燥感は比較的減った。

元々何かできていたことや実績があるわけでもないが、そうか何事かを始めるためには動くときにきちんと気合を入れ計画なるものを作る必要があるのか、と感じた時にはもう学生の身分が消えていた。

この悩みに向き合ってから大体一年と半年後が経ったが、この吐露に共感する人が現れてしまった。同じように悩む人がいるという安心感と、この文章を見せてしまった罪悪感がそれぞれ半分づつある。

結論から言うと「焦る気持ちはとてもわかるけど、自分が本当に大事に思っていたり続けていきたいと思うものは意外となんとかなるし、何事かを始めるのには慣れればそこまで気合は必要ではない」というものになる。

もちろんこれは新卒二年目から見ただけのものであるのでただの気休めにしかならないが、少なくとも自分は一年常に焦り続けたわけではなく、そして何も始められないことに絶望していたわけでもない。始めたいものは自由に始められたし、失敗もそれなりにできたと思う。

社会人一年目だけでもOAuthを勉強してWebアプリを作ったり、Goを勉強してDiscordBotを作ってみたり、Unityでハンドトラッキングを用いて魔法だって騒いでみたり、文字起こしサービスをテストで作ってみたりした。

二年目でも一からP2Pを勉強してビットコインについての解説記事を書いたり、知り合いに片っ端からWinnyとIPFSの相違点について語ったりした。

ようするに何が言いたいかというと、時間を確保できれば社会人でも色々な失敗を体験できるので、安心して失敗してみてほしいという話で、少なくとも学生がもうすぐ終わるからといって、自分のように焦って絶望したりしてほしくない。

焦りという呪いを抱えているのであれば、それを自己肯定で解呪してもいいし、それを原動力に失敗のためのエンジンとして突っ走っても良いと思う。

ただし情報収集に関しては常に行っている方がエンジニアとして働くのであればやった方が良いと思う。Qiitaの週トレンド、Zennの週トレンド、できればTwitterでの初動情報の収集とはてブまで見れると理想、さらに自分の好きな言語に関しては話題になっているライブラリまで触れると言う事はないと思う。

そこまで時間がなかったら無理にやる必要はないが、QiitaとZennは定期的にトップページだけでも読むと良いと思うので是非やってみてほしい。

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