2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

【SAA-C02】実務経験なしで9日間でAWSソリューションアーキテクトアソシエイト認定試験に合格した体験記

Last updated at Posted at 2022-03-22

この記事は何か。

9日間(日曜日夕方に開始して丸一週間+月、火曜日)でAWSソリューションアーキテクトアソシエイト認定試験に合格できたので、その体験記です。ちなみに、私自身は、エンジニア職ではありますが、コーディングから離れて1年半、今はシステムエンジニア兼プロジェクトマネージャ的なポジションで仕事をしています。
ですので、情報処理的な素養はありつつ、AWSやAzure、GCPといったプラットフォームに触ったことがない人が、リアルタイムアタック的に受けるとこんな感じ、みたいな参考にして頂ければと思います。

様々な方が様々なエントリを書かれていたので記事を書いてみようかなと思えました!先駆者の方々の取り組み方は非常に参考になりました。ですので、この記事もその中の一つに入れていただけると幸いです。(あと、初めての記事なので反応貰えると嬉しいです……

受験動機

簡単にいうと危機意識です。手元にある技術といえば、コーディング(UML書けますとか、テスト技法解ります、C++11/14使ってました)、OOP(デザインパターンがわかりますとか)とかで何か証明できるようなものが薄いな、と。あとはプロジェクトマネジメントの基本とドメイン知識に寄っていたので、これまずくねという気持ちが芽生えました。
そこで、プラットフォームの中で一番流行ってそうな「AWS」の知識をつけ、せっかくなら証明しよう!というのが動機です。
直接、今の職務で使うかは微妙ですが資格者がいるなら使ってみようになるかもしれませんし。

何をやったか

Day1-3

書籍を購入して、ひたすら読む。この書籍(「AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第2版」2022年5月15日追記)、模擬試験を除けば、274ページしかないので、日曜2時間、月曜日の移動中で大体読み切れる分量でした。目的は、どこにどんな用語が書いてあるかを知ることです。テスト勉強は割と得意だったので、1周目は詰まっても何してもとりあえず流して、どこに何が書いてありそうかを把握して、すぐ問題演習に行ったほうがいいのはいつものこと。月曜日の最後に、巻末の模擬試験を実施して合格割合の72%にはちょっと届かないくらいです。

2022年5月15日追記

AWS認定資格試験テキスト-AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト-改訂第2版は紙の本での購入です。
色々理由はあるのですが、昼休みに読んだりするには電子書籍だと持ち込みにくかったりとか、書き込みができるとか、スマホの電池切れが怖かったとかです。在宅勤務中心の方は電子書籍でも良いと思います。
ただ、この勉強の後に周りに紹介するというところも含めて考えると、「うちの勉強した本、これだよ!」って言って貸せたりするのがメリットとして大きいですよ!

Day4-6

これをやりました。

【2022年版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問) https://www.udemy.com/course/aws-knan/

難しいと書いてある通り、無茶苦茶難しかったです。ただ、書籍の模擬試験と違って、Udemyのアプリをポチポチすればいいので、1日につき2回分ずつ、行き帰りでやっていきました。この時も正答率は全く気にしてません。凹みましたが。ただ、6回分のうち①以外は高難易度と書いてある通りで、1セット目だけ正答率が確かに高かったので、逆に信用できましたね。

この辺りで、体感的にも以下の4分野とそれ以外に分けて勉強したほうが効率がいいということに気づいたので、間違えた問題のみを分野ごとに表示して覚えました。ひたすらと言いつつ、BlackBelt/マニュアルを読んだのがよかったですね。

  • EC2
  • データベース関連(DynamoDB、Aurora、Redshift、Athena、EMR)
  • ストレージ関連(S3、EBS、EFS、FSx)
  • VPC

この「分析」は絶対にやった方が良いです。人によって違うと思うので。私の場合には特にS3が苦手でした。イメージが湧かないというかなんというか。触っていれば違ったのかもしれませんが。逆にECSとFargateの組み合わせみたいなのは、AWSでは触ったことがないまでも、Dockerをオンプレでやる面倒臭さみたいなのがあったので、ああいいサービスとか思えました。

ちなみに、読んだBlackBeltとかはこういうのです。一部だけ抜粋します。ただ、これを最初に読んでも???だったと思うので、問題を解いて、じゃあ本当にどうやって使うのさ?ってなってからの方が面白味もあっていいんじゃないかと思います。

注意点として、BlackBeltは検索で引っかかるものが少し古い可能性があります。例えば、EC2のインスタンスの種別というか、確保方法は2019から2022にかけて変わっています。そこは調べながらじゃないとダメですね。逆に言うと、問題を解いて乖離があったらどっちが正しいか確認する癖があるといいと思います。個人的にはAWS、凄い進化スピード早いんだなって思いました。

Day7-8

Day6でやった分析をもとにBlackBeltと模試解説→模試周回を繰り返しました。最終的には3周やりました。下に正答率の推移を示します。

テスト番号 正答率1回目 同2回目 同3回目 同4回目(③のみ)
テスト① 58 76 83 -
テスト② 35 66 72 -
テスト③ 36 61 66 78
テスト④ 53 58 70 -
テスト⑤ 44 47 63 -
テスト⑥ 44 53 49 -

見てわかる通り、目安の72%を超えているのは3回分だけです。でも、ここまでくると問題を覚えて決まっているので、4回目は全部回るのはやめました。

Day9

当日なので、半分諦めつつ、最後まで間違え続けた問題の見直しと最初に買った本の見直しをしました。最初に買った本をここで見直すのは、問題に特化しすぎた部分を微修正する意味がありました。

で、そのまま受けてきて合格!これを書いている時に合格証も届き、781/1000でした。結構ギリギリですね。
ちなみに、ここまでにかかった勉強のためのお金は、書籍代2380円+Udemyの模試1200円(セール価格)です。

最後に

せっかくSAAを取ったら3冠を狙いたいもの…。次はDVA(デベロッパーアソシエイト)を受けようと思います。頑張ります。ただ、このままだとペーパーAWSドライバーになってしまうので、Twitter botでも作ろうかなとか思ってます。

2
2
3

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?