Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

This article is a Private article. Only a writer and users who know the URL can access it.
Please change open range to public in publish setting if you want to share this article with other users.

More than 3 years have passed since last update.

Call of Duty の eスポーツについて

Last updated at Posted at 2020-12-12

#初めに
 技術的なことはあまり書ける自信がなかったので、今回は最近ハマっている "Call of Duty " というゲームシリーズにおける __eスポーツ__について書いていこうと思います。

目次

  1. eスポーツとは
  2. Call of Duty シリーズとは
  3. CoDにおけるeスポーツ大会
  4. 今作の大会の見どころ
  5. 最後に


#eスポーツとは
 eスポーツはエレクトロニック・スポーツの略で、コンピューターゲームやビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称のことです。つまり、俗にプロゲーマーと呼ばれる人々です。

 今でこそバラエティー番組に取り上げられ、ネット上で様々な議論が交わされることもあるeスポーツですが、その歴史は浅いものです。
 
 例えば、eスポーツに欠かせない大会においてゲームで競って賞金を獲得できる仕組みは、1997年にアメリカで設立したサイバーアスリート・プロフェッショナル・リーグ(CPL)が起源だとされています。また、eスポーツ協会(KeSPA)という初めてeスポーツの名前を冠した組織が韓国で立ち上がったのも、2000年とかなり最近のことです。ちなみにeスポーツという言葉の起源は、韓国のTV番組で使われ、そこからネットスラングとして広まったという説があります。


#Call of Duty シリーズとは
 アメリカの戦争をテーマとしたファースト・パーソン・シューティングゲーム(FPS)で、よくCoDと略されることがあります。

 2003年に発売された最初の作品 "Call of Duty" がヒットしたことで2006年から毎年続編を発売し続け、現在総数にして20作品(拡張パックを含むと21作)が流通しています。しかしながら続編とはいっても、必ずしも時系列通り順々に発売されるわけではなく、制作会社の違いや各作品ならではの時代設定の特徴が伺えます。

 大きく分けると、1~3作品目までのオリジナルシリーズ、主にInfinity Wardが手掛けたモダンウォーフェアシリーズ、主にTreyarchが手掛けたブラックオプスシリーズの3つに分類されます。


#CoDにおけるeスポーツ大会
 現在は、コロナの影響もあって会場に選手が集まるような__オフライン大会__は少なく、選手と実況解説も私たち観客も__オンライン大会__が増えています。個人的には会場の熱量が感じられるオフライン大会が恋しいので、早くコロナが収まって欲しいと思います。

 そして国内におけるCoDの大会は、__"Call of Duty League" (CDL)__が出すルールブックに準拠する形で開催されることが多いです。日本におけるCoDのeスポーツ界隈が今の形になるまでにはここでは語りつくせない程の過程がありますが、ここではとても書ききれないので割愛させていただきます。

 また、日本のCoDのeスポーツには特徴があります。

#####特徴① 毎年、新作が発売される
 先程CoDについて述べたところでも触れましたが、CoDは毎年新作が発売されています。それもただ単にマップや銃が一新されるだけというものではありません。設定や視界の見え方が少し違っていたり、全く別のゲームのように操作が大きく変わるものもあります。

 CoDのeスポーツの選手は、そんな中で毎年変わるCoDに慣れ、誰よりも強くなれるように練習を重ねています。

#####特徴② 毎年、新しくルールが作られる
 毎年新作が出るということは、当然それに合ったルールが作られる必要があります。

 CDLは毎年各作品ごとにルールを制定しますが、使える武器の簡単な修正だけでなく、勝利条件が全く違うゲームモードを採用することもあり、eスポーツの選手はそれに対応する能力も求められます。

#####特徴③ 選手の入れ替わりが激しい
 eスポーツ自体、反射神経の関係や目の酷使による視力低下などで選手生命は短く入れ替わりが激しいです。

 加えて、その年のCoDとルールに適合できる選手も淘汰されていきますし、チーム間での選手の引き抜きも多いです。「あれ? このシーズンってあの選手どこに所属してたっけ?」となることもしばしば……

 そして最近は毎年様々なチームが誕生しています。プロチームのみならずアマチュアチームも力をつけてきているので、各チームのパワーバランスも変化してきています。


#今作の大会の見どころ
 まず、今回のCDLルールに採用された新しいゲームモードです。

 前作のCall of Duty: Modern Warfare(CoD: MW)で採用されていた3つのゲームモードの内容が変わり、今作のCall of Duty: Black Ops Cold War(CoD: BOCW)では1つが新しいものになりました。入れ変わったゲームモードでは、前作で採用されていたゲームモードの試合運びもかなり違っているので、前作の大会と比べても面白いです。

 また、今作は視野角の設定が追加されたので前回までと見え方が全く違います。(前作までの視点に慣れていると、プロの素早い視点移動と高視野角で酔いやすいです。)

 次にプロチーム__CYCLOPS athlete Gaming(CAG)__の__CoD部門__の復活です。去年冬に活動を休止してから満を持しての復活でした。今回のチームメンバーも他のプロチームで経験を積んで戻ってきた選手がいたりと、ファンからの期待もかなり高くなっています。

 最後に、アマチュアチームの活躍です。プロとは違い、彼らは日中は就職している企業で働き、夜には寝る間を惜しんでCoDに打ち込んで大会に臨んでいます。段々とプロとの力量の差を縮めてきています。特に、前作の大会では予選を勝ち抜いたアマチュアチームがプロチームを下す試合もありました。


#最後に
 もし興味を持ってくださった方がいたら、YouTubeの PlayStation Japan のチャンネルで過去の日本代表決定戦などのアーカイブが残っているので是非見てみてください。画面上の試合の見応えはもちろんのこと、実況解説のk4senさんや鈴木ノリアキさんも面白くて飽きずに見ることができます。

前作の最後のシーズンの決勝戦 ↓
「Call of Duty Challengers日本代表決定戦 Summer」決勝大会
 最後に、好きなことを布教するだけの記事になってしまいましたが、ここまで読んで下さりありがとうございました。

0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?