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【ServiceNow】VirtualAgent「ジオロケーション(位置情報)」と「一時停止」について

Last updated at Posted at 2022-06-20

VirtualAgent(チャットボット)の機能を2つ紹介します。

1.ジオロケーション(位置情報)

1つ目に紹介するのは「ジオロケーション」トピックブロックです。
このトピックブロックを利用することで、チャットボットを使用中のユーザの位置情報を取得することができます。

設定方法

①ユーティリティから「トピックブロック」をドラッグアンドドロップでノードに追加します。
image.png

➁追加したノードをクリックし、トピックブロックに「Geolocation」を設定します。
image.png

③トピックブロックのプロパティ内の各項目を設定します。
image.png

④ボット応答のテキストを使って、各変数の表示値を確認するノードを用意します。
image.png
※ジオロケーションの設定としては不要ですが、今回取得する値を確認するためにこのノードも用意しました。

動作確認

テスト実行をしてみます。
位置情報が取得できると現在の緯度・経度が表示されます。
image.png
※注:ブラウザの位置情報へのアクセスを許可する必要があります。

ユースケース

ジオロケーションのトピックブロックを使用することで、緯度と経度の情報を取得することができます。
ユースケースとしては以下を考えています。
 例1:ユーザの緯度、経度の情報からGoogleマップのリンクを表示する。
 例2:ユーザの緯度、経度から現在地の天気情報を取得する。

注意事項

ブラウザの位置情報へのアクセスを許可する必要があります。
各ブラウザ設定画面から位置情報へのアクセス許可を設定してください。
またネットワーク環境によっては、ブラウザ側で許可しても位置情報を取得できない可能性もあります。

2.一時停止

2つ目に紹介するのは「一時停止」トピックブロックです。
このトピックブロックを利用することで、チャットボットを一時停止して次のノードを表示するまでの時間を遅延させることができます。

設定方法

①ユーティリティから「一時停止」をドラッグアンドドロップでノードに追加します。
image.png

②プロパティ内で秒数を設定します。
image.png

動作確認

テスト実行をしてみます。
該当ノードに到達すると指定秒数だけ時間停止します。
image.png
※動画ではないので上記はイメージとなります。

ユースケース

該当ノードに到達した時に、ユーザに何らかの動作を促したいというようなケースで利用することが考えられます。
 ・例1:ナレッジのリンクを表示後、記事を読む時間を確保するために一時停止する。
 ・例2:リストの一覧に表示された情報を全て読めるように一時停止する。

注意事項

注意事項として、時間を31秒以降に設定すると設定値よりも遅延が起きる可能性が有ります。
(下記Docsによると、最大で設定値+30秒の遅延)

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