Utahへのバージョンアップで新規追加された機能についてまとめます。
Flow Designerにてフローに配置した各種アイテムをフローの画面上からサブフロー化できる機能が追加されました。
今まではフローを作成したもののいくつかのアクションをサブフロー化したくなった場合は、
新たにサブフローを作成し直し、フローから1つずつアクションを削除していましたが、
今回の新機能によりアクションのサブフローへの移行がとても楽になりました。
事前準備
プラグインのインストール等の事前準備は不要です。
flow_designer または adminロールが付与されているユーザで利用可能です。
操作手順
1.フローにアクションを配置すると「複数選択」リンクが表示されるのでクリックします。
2.アクション番号横にチェックボックスが表示されるため
サブフロー化したいアクションのチェックをON、
画面右側の「サブフローに変換」をクリックします。
3.「アクションをサブフローに変換」ダイアログボックスが表示されるため、
サブフロー名やinput/output項目名を必要があれば変更して「サブフローに変換」をクリックします。
※input/outputには各アクション実行に必要な項目が自動で設定されていました!
とても便利です。
結果確認
サブフロー
フロー
フローからはアクションが消え、生成されたサブフローがセットされた状態になっています。
終わりに
フローのアクション数が多くなると保存や公開に時間がかかるなど影響が出てしまいます。
その対策の1つとしてアクションのサブフロー化を行っていました。
冒頭にも記載したとおり今まではサブフローを手動で新規作成し、
サブフローに移したアクションをフローから削除をする必要がありましたが
今回のバージョンアップでそれが不要となりました。
またinputやoutputの定義も、サブフローの保存も自動化されています。
Flow Designerでの開発工数がかなり削減されるのではないでしょうか。
Utahバージョンへアップグレードした際は活用したい新機能の1つです。