LoginSignup
4
0

More than 1 year has passed since last update.

ServiceNowで使えるChromeの拡張機能

Last updated at Posted at 2022-04-25

Chromeの拡張機能に用意されている開発支援ツールをご紹介します。
※ServiceNow製品ではないので使用は自己責任となります。

ご紹介する機能は下記2点です。

Authenticator

お使いのインスタンスでは多要素認証設定はお済みでしょうか?
ServiceNowで多要素認証設定を行うと、ログイン時に毎回スマートフォンを用意して、アプリを起動して、コードを入力、、しますよね。
面倒だなと感じている方もいらっしゃるのではと思います。

そんな方はChromeの拡張機能「Authenticator」を使用してみてください。

Authenticatorのアイコンをクリック
 >> コードをクリック(コードがコピーされる)
 >> コードを入力
 >> ログインボタンを押下
と、認証コードの取得からログインまでが同一ブラウザ、同一タブ内で完結します。
画像1.png

本記事ではAuthenticatorの追加方法とServiceNow初回ログイン時の設定方法をご紹介します。

Authenticatorの追加方法

①Chromeウェブストアで「Authenticator」と入力し、検索します。
画像2.png

➁「Chromeに追加」ボタンをクリックします。
画像4.png

以上で追加完了です!
頻繁に活用する場合はクリップ留めしておくことをお勧めします。
画像5.png

初回設定

①ServiceNowのログイン画面でユーザIDとパスワードを入力し、
 「マルチファクタ認証(MFA)を有効にする」という画面を開きます。

➁Authenticatorを起動します。

③「QRコードをスキャン」をクリックします。画像6.png

④QRコードを囲います。画像7.png

⑤カーソルを離すとメッセージが表示されるので「OK」をクリックします。画像8.png

⑥再度Authenticatorを起動します。

⑦「許可」をクリックします。
画像9.png

以上で初回設定完了です!

補足

既にモバイルデバイスを設定している方はユーザーマルチファクター設定のリストから自身のユーザーレコードを削除することで、 Authenticator を使用できるようになります。

①マルチファクタ認証(Multi-factor Authentication)
 >> ユーザーマルチファクター設定(User Multi-factor Setup) をクリックします。

➁自身のユーザーレコードを削除します。画像10.png
③ログインし直すと「マルチファクタ認証(MFA)を有効にする」画面が表示されます。

SN Utils - Tools for ServiceNow

続いて「SN Utils - Tools for ServiceNow」をご紹介します。

開いているレコードの情報の表示、更新セットの内容表示、Glide Recordのスクリプトテンプレートの生成等、開発の生産性を上げるための機能が盛りだくさんです。

最も便利だと感じているのが、ServiceNow内のテーブルのリストやディクショナリを別タブで開いてくれる機能です。

スクリプトを記載する際などに、ぱぱっとテーブル定義を確認できると助かりますよね。

この拡張機能は追加後に特別な設定はいらないので、ここでは使用方法例としてテーブル定義の表示方法をご紹介します。

テーブル定義の表示方法

①SN Utils - Tools for ServiceNowを起動します。画像11.png

➁Table定義を見たい場合は「Tables」タブをクリックしキーワードを入力します。画像12.png

③テーブルのリスト画面を別タブで開きたい場合はAction列の左側のアイコンをテーブルのディクショナリを別タブで開きたい場合はAction列の真ん中のアイコンをクリックします。

これだけで作業中の画面を閉じることなく、別タブにテーブル定義を表示することができます。
テーブル以外にも便利な機能がたくさんあるので、チェックしてみてください。

参考サイトまとめ

Authenticator
SN Utils - Tools for ServiceNow

4
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
0