タイプ | 特徴 |
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STANDARD | ・ 自動管理複数個所に保存されるため、耐久性が非常に高い ・頻繁にアクセスされるデータを大量に保存するのに向いている ・S3の中では一番コストが高い |
STANDARD-IA | ・低頻度アクセス用 ・マスターデータ向け ・取得は早い |
ONE-ZONE-IA | ・STANDARD IAの重要度を落としたバージョン ・マルチAZではなく可用性が低いため低コスト |
Intelligent-Tiering | ・アクセス頻度が 予測できない(変化する)場合に有効 ・S3オブジェクトのアクセスパターンを監視し、利用頻度の低いオブジェクトを低頻度のアクセス層に移動する |
Glacier Flexible Retrival (無印) | ・ほとんどアクセスされることがないアーカイブデータ用 ・取り出しに 3~5 時間 ・迅速取り出しで2~5分 ・大容量取り出しで3~12時間 |
Glacier Instant Retrival | ・ほとんどアクセスされることがないが、取り出しを瞬時に行う必要があるアーカイブデータ用 ・取り出しに 3~5 時間 |
Glacier Deep Archive | ・ほとんどアクセスされることがない、かつ取得に時間がかかっても問題がないアーカイブデータ用 ・S3の中で最もコストが低い ・取り出しに 最大12時間 |
S3オブジェクトの利用頻度に合わせてタイプを決めて、ライフサイクルポリシーで Glacier に移動。というのがベター。ライフサイクル期間をどの程度に設定するかはその組織のコンプライアンス等、情報管理規定で決まってくると思われる。
アクセス頻度 ━━━━━━━高い━━━━━━━━━━━━━━━━━━>Standard
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┃┃┗━━━低い━━━━━━━重要度━━━━━重要━━━━━━━>> Standard IA
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┃┃ ┗━━━━━━重要でない━━━━>> One-Zone-IA
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┃┗━予測できない(変化する)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━>> Intelligent-Tiering
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┗━━極めて低い━━━━データ取得の許容時間━━━━数時間━━━━>> Glacier
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┗━━━━━━━━12時間まで━━━>> Glacier Deep Archive
Inteligent-Tiering でいい感じにコスト削減できる事例がけっこうありそう
https://techblog.locoguide.co.jp/entry/2023/05/15/153931