前にボットを作った時と色々事情が変わっていたので,discord botのホスティングサービスの話をまとめておく.
2026/9現時点での情報なので,実際に利用するときに改めて確認すべし
代表的なホスティングサービス
性能比較
| サービス | 無料枠 | 無料枠の性能 | 無料での常時稼働 | 最小有料構成の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| Northflank | あり | 無料Service × 2 | ○ | 0.1 shared vCPU / 256MB :約$2.70/月 |
無料でも24時間稼働,Docker対応 |
| Koyeb | あり | 0.1 vCPU / 512MB / 2GB SSD | △ | eco-nano 0.1 vCPU / 256MB :約$1.61/月 |
Freeは1時間無通信でScale-to-Zero |
| Railway | あり | 最大1 vCPU / 512MB | △ | Hobby :$5/月から |
月$1の無料Compute Creditによる従量課金 |
| Render | あり | 0.1 CPU / 512MB | △ | 0.5 CPU / 512MB :約$7/月 |
Freeは15分無通信でSpin Down |
| Oracle Cloud | あり | Ampere A1 合計2 OCPU / 12GB相当 | ○ | VMの構成に応じた従量課金 | 無料性能が非常に高いがVM管理が必要 |
| Fly.io | なし | Trialのみ | - | 1 shared CPU /256MB :約$2/月~ |
VMに近い自由度,恒久無料枠なし |
個人的な評価
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Northflank
無料Sandboxでサービス2つを24時間で稼働できる.性能が不明なのが難点. -
Koyeb
有料枠で24時間稼働できる.
無料枠だと通信がない場合,1時間でスリープするので,細工をする必要あり.
無料枠でも運用可能ではある...が技術者倫理であまり推奨していない.
有料枠でもめっちゃ安いのがあるから,無料サービスなくなったら場合の移行先としても視野 -
Railway
無料枠がしれっと復活してた.
従量課金制で毎月$1までなら無料クレジットで使えるがそれからは有料. -
Render
Koyebと同様,無料枠だと通信がない場合,15分で自動スリープするので,細工が必要. -
Oracle Cloud
性能ならダントツ.
ただしVMで運用するので手間もダントツ.
自動スリープ回避策
現状のKoyeb,Renderの無料枠は,通信がない場合,自動でスリープする設定になっている.
方法の解説の前に注意
どちらも定期アクセスによるスリープの回避を明確に禁止している訳ではないが,できれば使わないことを推奨する.「技術的に可能であるか」,と「やっていいか」は別問題である.
利用する場合は,各サービスの最新の利用規約や仕様を確認し,自己責任で行うべし.
方法
cron-job.orgのような,指定した間隔でWebサイトへ自動アクセスできるサービスを利用する.
Botと同じ環境でHTTPリクエストを受け取るWebサーバを起動し,そのURLへcron-job.orgから定期的にHTTPリクエストを送信することで,外部から継続的にアクセスが発生する状態を作ることができる.
現時点でのおすすめ
料金が個人的には重要なので,それに基づいたランキングであることに留意
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Northflankかなりdiscord botに適していて,利用方法も簡単. -
Koyeb回避策を講じれば,無料枠でも24時間運用可能.ただ,有料プランでも非常に安いプランがあるので,移行先としてアリ. -
Oracle Cloud性能は非常に高いので,VM周りの知識があれば,1番にしてもいいくらい. -
Railway従量課金制なので,しっかり運用コストを見積もれるならあり.
性能自体も高いので性能優先なら視野. -
Render無料枠が扱いづらい.有料サービスなら機能面は良いが,料金が些か高い.webサービス向けな気がする.