はじめに
今回は、jQueryの基本文法について学んだ事をまとめていきます。入門編では、「スライドショー」、「アコーディオンメニュー」、「タブメニュー」、「ハンバーガーメニュー」を中心に制作していきます。
そもそもjQueryとは?
jQueryはJavaScriptのライブラリです。ライブラリとは、「Web制作に利用できるプログラムをまとめたもの」を指します。JavaScriptよりコードを書く行が少なくて済み、万が一エラーが起こってしまっても確認しやすく修正にかかる時間が大幅に短縮されます。
jQueryとJavaScriptの違い
jQueryの方が効率良く便利だと思われがちですが、JavaScriptとは違った特徴があります。主な特徴が以下の3つです。
1. ブラウザへの対応
2. 処理速度
3. 拡張性
ブラウザへの対応では、表示されるレイアウトが微妙に違います。JavaScriptはWebブラウザごとに確認しなければなりません。しかし、jQueryはブラウザによる違いをあらかじめ補えるよう設定されています。
処理速度では、JavaScriptの方が優れています。jQueryは、Webブラウザによる挙動の違いを補う働きなどといった処理をバックグラウンドで行っています。そのため、JavaScriptと比較すると動作が鈍くなってしまいがちです。
拡張性という点では、jQueryには多くの用途に適したプラグインが多数リリースされています。そのプラグインを組み合わせるという作業だけで機能を追加できるというメリットがあります。
jQueryで具体的に何ができるのか?
Webページに動きをつけられる
ハンバーガーメニューのクリック時の動き、画面スクロール、マウスオーバーの切り替えなど、JavaScriptよりも簡単に実装できます。
DOM操作が簡単にできる
jQueryでは、HTMLの選択、削除、変更が簡単にできます。要素の追加、削除、属性の変更、スタイルの設定などを簡潔なコードで実現できます。
Ajaxが簡単に実装できる
サーバとの非同期通信を容易に行い、データのロードや送信、サーバとのやり取りを行うことができます。
まとめ
jQueryの特徴、メリット・デメリットなどを理解できました。次回は、基礎文法の用語についてまとめていきます。