はじめに
ネットワーク系のインフラをやられている方はよく使われていると思いますが、UDLDやLACPのダウン検知をテストで確認する方法を知らない人が私の周りでは多かったので、書き留めておきます。
UDLD、LACPの止め方
UDLD(単方向リンク検出)やLACP(リンクアグリゲーションコントロールプロトコル)はリンク状態をLayer2レベルのヘルスチェックでやり取りするため、これを止めてあげます。
やり方
UDLDやLACPを動作させている機器のどちらかでL2フィルタを設定することでヘルスチェックを止めます。
MACアドレスフィルタの設定(Cisco)
configure terminal
mac access-list extended [ACL名]
deny any any
フィルタの適用
interface GigabitEthernetX/X
mac access-group [ACL名] in
おわりに
試験などで疑似的に障害を発生させる際に便利です。