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CloudFront継続的デプロイでは変更できない機能について

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はじめに

CloudFront継続的デプロイの機能を使っていたところ、継続的デプロイで作成したステージングCloudFrontを削除・昇格させないと変更できない設定がありました。

AWSのドキュメントも調べてみましたが、それらしいドキュメントは見つからなかったので、記事に残しておこうと思います。

CloudFront継続的デプロイでは変更できない機能

CloudFront継続的デプロイ機能でステージングCloudFrontが作成されている状態では設定がグレーアウトされて、変更できない機能を以下にまとめます。

変更できない機能 備考
料金クラス 料金区分の設定
カスタムSSL証明書 別のSSL証明書に入れ替える際に指定
サポートされているHTTPバージョン サポートするHTTPバージョンの指定
IPv6 IPv6サポートのオン/オフの設定
WAF AWS WAFの有効/無効化設定

上記の設定を変更する場合は前述の通り、ステージングCloudFrontが存在すると設定できないので削除か昇格させて本番用CloudFrontのみの状態にしてから設定変更を行いましょう。

おわりに

以前紹介したような構成でシステムを運用している場合、ステージング構成を作成したままにしている方もいるかと思います。

私の場合、CloudFrontのSSL証明書を入れ替えようとした際に判明したので、ステージングCloudFrontの削除→SSL証明書入れ替え→ステージングCloudFront再作成を行いました。

基本的にはビヘイビアやキャッシュポリシー等を入れ替える際にステージングCloudFrontを作成して動作確認を行い、終わったら昇格させるような使い方が想定されている使用方法かと思いますが、私のような使い方をしている方は参考にして頂ければと思います。

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