指定されたディレクトリ内部でgit pullするのをディレクトリ分、繰り返すshell script #Git

最近L2MEというサービスを作ったのだが、このサービスではユーザーごとにディレクトリを作成している。
そのディレクトリ内ではgit cloneされた本体がいて、つまり1user:1dirという関係。

そこでデプロイとして、gitのmasterブランチがPullRequestなんかでマージされたりなんぞして更新時に、なんかCIが走ると仮定して、各々のdirでgit pullされてほしい。それもディレクトリ分繰り返して欲しい。

で、以下のようにした。ちなみに、対象ディレクトリ以外は無視するようにgit config core.sparsecheckout trueの設定を前もってしてある。（ユーザー作成時にするようにしている）

なお、個人的な趣味嗜好でbashである。めんどいので、ほぼまんまなコードを貼る。

#!/bin/bash

set -eu

nowdate=`date "+%Y/%m/%d %T"`
host=`hostname -f`

echo -e '!!start git pull carnival!!' | ./slack.sh

find /var/www/html -mindepth 1 -maxdepth 1 -type d | while read FILE
do
        echo '----------'
        echo 'find: '${FILE}
        cd ${FILE}

        pwdmsg=$(pwd)
        gitmsg=$(git pull)

        slackpost=${pwdmsg}'\n'${gitmsg}
        echo -e ${slackpost} | ./slack.sh
done

echo -e '!!done git pull carnival!!' | ./slack.sh

nowdata, host は通知用に取得している
slack.shというのは、slackへ発言するshell scriptである
find分で/var/www/htmlの中にあるディレクトリを探索している
- -mindepth 1で探索最下位を1にしている、自分を含まないようにしている（無いと自分./htmlを含む）
- -maxdepth 1で探索最上位を1にしている、./*にあるものだけを対象とするため
- -type dでファイルタイプがディレクトリのみとしている
FILE がいわゆるthis
pwdしないと今どこやってんのか不明である
git pullはお好みで、cloneなりfetchなりなんなりに変えればいい
変数にコマンドを格納し、標準出力をslackに流すようにしている
最後になんか言わないと終わったかわからん

ただこれでもエラーハンドリングは出来ていない（というかset -euによってエラーが出てる時点で処理が止まる）ので本格的に自動化するならもうちょっとエラー内容とかもslackに来るようにしないといけないかな。

自分は手動でかけているので、いまんところは困っていない。しかし、shellはなんでも出来ていいもんですね。