【機械学習】データリストを生成するWindowsコマンド【備忘】

はじめに

Yoloのデータリストを作成しようとしたとき、
そういえばWindowsのfindコマンドってなんだろうと思い調べました。

dirコマンド

一番覚えやすそうなコマンド。
拡張性はないが簡単に使うだけなら十分。

> dir /s /b data\img\*.jpg

C:\Users\User\Documents\data\img\cat_1.jpg
C:\Users\User\Documents\data\img\cat_2.jpg
C:\Users\User\Documents\data\img\cat_3.jpg
.....

whereコマンド

検索パターンに一致するファイルの場所を表示するコマンド
明示的にディレクトリを指定しないとPATH(環境変数)直下も検索検索対象になる上、
明示的にディレクトリを指定する場合、再帰的に検索が走る。
使いにくい。

> where /r .\data *.jpg

C:\Users\User\Documents\data\img\cat_1.jpg
C:\Users\User\Documents\data\img\cat_2.jpg
C:\Users\User\Documents\data\img\cat_3.jpg
.....

forfilesコマンド

条件に当てはまるファイルを指定ディレクトリから探し、処理を行うコマンド
・ドキュメント

オプションも多く拡張性が高い。
覚えにくいが使いこなせれば色々できそう。
パスをそのまま出力しようとするとダブルクォーテーションが付いてしまう。

> forfiles /p .\data\img /s /m *jpg /c "cmd /c echo @path"

"C:\Users\User\Documents\data\img\cat_1.jpg"
"C:\Users\User\Documents\data\img\cat_2.jpg"
"C:\Users\User\Documents\data\img\cat_3.jpg"
.....

相対パスで欲しい

forfilesコマンドで、パス名ではなくファイル名のみを取得、
それを出力部分でくっつけたいパスと結合、力業。。

> for /f %i in ('forfiles /p .\data\img /s /m *jpg /c "cmd /c echo @file"') do @echo data\img\%~i

data\img\cat_1.jpg
data\img\cat_2.jpg
data\img\cat_3.jpg
.....

ファイルに起こす場合は

追記を使う。
forで回しているので、ただ標準出力をリダイレクトすると最後の一行しか残らない。

> for /f %i in ('forfiles /p .\data\img /s /m *jpg /c "cmd /c echo @file"') do @echo data\img\%~i >> train.txt