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CSSマスターへの道「背景とグラデーション」

Last updated at Posted at 2026-01-02

Day 8 です。

今日から Phase 2: デザインの表現力を高める週 に入ります。

これまでの 1 週間で「骨組み(レイアウト)」を作る力はつきました。ここからは「装飾(デザイン)」の技術を学びます。
今日はその第一歩、Web サイトの雰囲気を変える「グラデーション」を扱います。


はじめに:画像を使わない色表現

Web デザインにおいて、単色(ベタ塗り)の背景は安全ですが、単調に見えることがあります。
CSS グラデーション(Gradients)を使えば、画像を読み込むことなく、奥行きのある色彩や模様を作り出すことができます。しかもデータ容量はほぼゼロで、ページの表示速度にも優しい技術です。


🎯 本日の目標

  1. linear-gradient(線形) を使いこなし、美しい夕焼けのような背景を作る。
  2. radial-gradient(円形)repeating-...(繰り返し) を使って、CSS だけで「模様」を描く。
  3. 複数のグラデーションを 重ねる テクニックを理解する。

📝 ミッション内容

以下の 2 つのカード(長方形のボックス)を CSS で作ってください。

  • Mission 1: 「Sunset Card」
    • 左上から右下に向かって、紫からオレンジ、そして黄色へと変化する「夕暮れの空」のような滑らかなグラデーションをかける。
  • Mission 2: 「Pattern Card」
    • CSS の機能だけで「ストライプ(縞模様)」または「水玉模様」の背景を作る。

💻 実装サンプル

正解例

See the Pen CSSマスターへの道「背景とグラデーション」 by サカツ (@saka2jp) on CodePen.


🧠 解説と重要ポイント

1. グラデーションは「画像」扱い

CSS において、グラデーションは background-color ではなく、background-image プロパティとして扱われます(短縮形の background でも可)。

2. linear-gradient(線形)の書き方

最もよく使う形です。

background: linear-gradient(方向, 色1, 色2, 色3...);
  • 方向: to right(右へ)、to bottom(下へ)、45deg(斜め)などで指定。
  • 色の位置: 色の後ろに % をつけると、変化する位置を細かく制御できます。
    • 例: linear-gradient(to right, blue 50%, red 50%) → 青と赤がくっきり分かれた 2 色旗になります。

3. グラデーションは「重ねられる」

background-image はカンマ , 区切りで複数の値を指定できます。「先に書いたものが手前(上)」 に表示されます。

/* 例: 写真の上に、黒い半透明グラデーションを重ねる */
background-image: linear-gradient(rgba(0, 0, 0, 0.5), rgba(0, 0, 0, 0.8)),
  /* 手前の層(暗くする用) */ url("photo.jpg"); /* 奥の層(写真) */

これを使えば、文字が乗っても読みやすい背景画像が作れます。


💡 応用:円形グラデーションで「スポットライト」

線形だけでなく、中心から広がる radial-gradient もあります。これを応用すると、一部分だけ明るいスポットライトのような効果が作れます。

.spotlight {
  background: radial-gradient(
    circle at center,
    #ffffff 0%,
    #dddddd 20%,
    #888888 100%
  );
}
  • circle: 正円(デフォルトは楕円になることも)。
  • at center: 中心の位置を指定(at top left なども可)。

おわりに

グラデーションは色の組み合わせセンスが問われますが、「uiGradients」などの Web サイトを参考にすると、配色がすぐに見つかります。

次回は、カードデザインをさらに立体的にする 「影(Box-shadow)」 です。マテリアルデザインやニューモーフィズムといった表現に挑戦します。

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