はじめに
各種3DCAD、3DCGモデリングソフトのファイル形式を無料で変換する方法を紹介します。
変換できるファイル形式
※表記:形式(拡張子)
変換前(インポート可能) | 変換後(エクスポート可能) |
---|---|
Inventor (*.iam, *.ipt) AutoCAD (*.dwg, *.dxf) CATIA V4 (*.model, *.session, *.dlv, *.exp) CATIA V5 (*.catpart, *.catproduct, *.catshape, *.cgr) CATIA V6 (*.3dxml) SolidWorks (*.sldasm, *.sldprt) Pro/ENGINEER / Creo (*.asm, *.neu, *.prt, *.xas, *.xpr) I-deas (*.mf1, *.arc, *.unv, *.pkg) JT (*.jt) NX (*.prt) Parasolid (*.x_b, *.x_t, *.xmt, *.xmt_txt) Solid Edge (*.asm, *.par, *.pwd, *.psm) IGES (*.iges, *.igs) STEP (*.stp, *.step, *.stp.z) VRML (*.wrl, *.vrml) ACIS (*.sat, *.sab) Industry Foundation Classes (IFC) (*.ifc, *.ifczip) Rhino (*.3dm) Stereo Lithography (*.stl) Sketchup (*.skp) Universal (*.3d) VDA-FS (*.vda) Wavefront (*.obj) |
STEP (*.stp) IGES (*.igs) STL (*.stl) ACIS (*.sat) JT (*.jt) VRML (*.wrl) |
引用元:GRABCAD 3D Viewer & Supported File Formats
やりかた
3Dモデルを公開しているGRABCADを利用します。
まず、https://grabcad.com/workbench にアクセスします。
- 右上の「Sign up for free」でアカウントを無料で作成
- 左上の「GRABCAD WORKBENCH」をクリック、メニューから「Workbench」を選択
3. 「Create new project」をクリック
4. 「Name your project」のダイアログで、プロジェクト名を入力(後で変更可能)
5. 変換したいファイルをドラッグ&ドロップ、もしくは「select files」から選択
6. 「Describe your upload」のダイアログで、「Done」をクリック
7. 変換したいファイルの上で右クリック、「Download as...」を選択
8. 「Download as...」のダイアログで、ファイル形式を選択してダウンロード
以上です。
次回以降は、今回作成したプロジェクトにファイルをアップロードして、
ダウンロードする作業だけなので簡単ですね。
[参考] GRABCAD全般の使い方
こちらのサイトが分かりやすかったのでリンクを載せておきます。
背景
最近、AUTODESKのFUSION 360という3Dモデリングソフトを使い始めました。
ただ、FUSION 360の個人利用のライセンスでは、他のソフトで作成されたファイルは読み込めないんですね。(無償使用なのでしょうがない)
そのため、無料で公開されているモデルを利用しようとしても
ファイル形式が対応していないと言われ、ほとんどインポートできませんでした。
また、Cloudでインポートできましたが利用は出来ず。。。(参考:Fusion360インポート/エクスポート)
仕方なく、無償でファイルを変換する方法を探したときに
日本語での情報が出てこなかったので、記事にしました。
[参考] FUSION 360がサポートしているファイル形式
個人用ライセンスのみ抜粋
引用元:Fusion 360 無償ライセンスの変更点 (2020/07/28版)
形式 | 拡張子 |
---|---|
Fusion 360 | *.f3d, *.f3z |
123D | *.123dx |
STEP | *.stp, *.ste, *.step |
IGES | *.igs, *.ige, *.iges |
DXF | *.dxfs |
STL | *.stl |
FBX(記載ミス?) 2020/9/3時点で選択不可 |
*.fbx |
OBJ | *.obj |