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コードを書けない私が、AIに「チーム」を持たせるまで — Zenn Booksで本を出しました

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Last updated at Posted at 2026-04-26

Zenn Booksで本を出しました

本日、電子書籍を公開しました。

「コードを書けない私が、AIに『チーム』を持たせるまで」

SE歴26年、自分ではコードを書かない管理職が、Claude Codeで9体のAIエージェント編集部を作った10日間の記録です。

Zenn Booksで読む → コードを書けない私が、AIに「チーム」を持たせるまで

価格は¥900。序章と第1部は無料公開しています。まず無料部分を読んでから、続きを判断していただければと思います。


この本で何を書いたか

構成は序章+第1〜6部+付録、全8部構成です。各部のタイトルを並べると、こんな構成になっています。

  • 序章: コードを書けない私が、AIに「チーム」を持たせるまで
  • 第1部: 「コードを書けない」が武器になる時代
  • 第2部: AIに役割を持たせるという発想転換
  • 第3部: 最初の2体構成で始める
  • 第4部: チームを育てる — 役割を増やす判断
  • 第5部: 運用の現実と限界
  • 第6部: 自分のチームを設計する
  • 付録: プロンプト集・エージェント定義サンプル・FAQ・価値観ガバナンス

総文字数は約11万字です(本編約8.5万字+付録約3万字)。

付録には、本文で活用した主要エージェント(writer / reviewer / researcher / reader / secretary / devops / COO)の役割定義サンプルをコピペで使える形でまとめています。「自分でも試してみたい」と思ったときに、そのまま使えるように設計しました。実践前提でAnthropicの有料プラン($20〜/月)が必要になりますが、まず無料公開部分を読んでから判断してください。

各部の中身は本書に譲ります。ここでは「全体像がつかめる程度」の紹介にとどめておきます。


なぜこの本を書いたか

始まりはわりと唐突でした。

Claude Codeを初めて触った翌日、思い立ってMac miniを注文しました。「Javaで銀行システムが動くようなプログラムを書いて」と指示したら、実際に動いてしまったのです。「コードを書けない自分が、AIを使えばここまでできる」という驚きが、そのままボタンを押す手に変わりました。

ただし、Mac miniは在庫薄で1ヶ月以上先。結局、手元のWindowsで作業を続けることになりました。

そこから10日後、気づいたら9体のAIエージェントが連携して動く「編集部」ができていました。

  • 記事の企画・調査を担うresearcher
  • 原稿を書くwriter
  • 事実確認を担うreviewer
  • 読者視点でのレビューを担うreader
  • スケジュール管理・GitHub Issue管理を担うsecretary
  • スクリプト開発を担うskill-dev
  • 開発基盤・環境整備を担うdevops
  • コードと設計の調査・仕様策定を担うarchitect
  • それらを束ねるCOO

自分がやることは、COOに指示を出すだけ。COOが各エージェントに仕事を振り分け、成果物が返ってくる。

この構造を作るのに、私がコードを書いたのはゼロ行です。

「これは記録に残しておきたい」と思ったのと同時に、「同じ立場の人に届けたい」と思いました。Claude Codeの記事や書籍はエンジニア向けが多く、「コードが書けない自分には無理」と感じている管理職・企画職の方が、まだたくさんいると思ったからです。


誰に読んでほしいか

正直に書きます。

こんな方におすすめです

  • AIに興味はあるけれど、コードが書けず一歩踏み出せない管理職・企画職の方
  • すでにClaude Codeを触っているが、シングルエージェント(1体使い)で止まっている方
  • 「AIをチームとして使う」という発想に興味がある方
  • マネジメント視点でAI運用を考えたい方

こんな方には合わないかもしれません

  • AIに全部自動化させたい方(本書は「人間の関与は減らない」という立場です)
  • Claude Codeのコマンド詳細や実装テクニックを求めている方
  • コード中心で手を動かしたいエンジニアの方(設計・判断の視点が本書の主軸です)

序章と第1部は無料公開しているので、ここで判断してください。「自分向けだ」と感じたら、続きは購入していただけると嬉しいです。


本書の3つの特徴

他のClaude Code本との違いを3点だけ書いておきます。

1. 「コードを書かない視点」で書かれている

Claude Code関連の本の多くは、エンジニア向けです。コマンドの使い方、実装の効率化、CI/CD連携……そういった内容が中心になります。

本書が扱うのは、設計・判断・組織運営の視点です。「どういう役割を作るか」「何をAIに任せて、何を人間が持つか」「品質をどう担保するか」。チームリーダーやPMが普段やっていることと、構造的に同じ話をしています。

2. 失敗を正直に書いている

成功事例だけを並べた本にはしていません。

実際に起きた失敗をそのまま記録しています。

  • AIが「全記事を公開済みです」と嘘をついた話
  • 勝手に設定を変更して、Zennの記事5本が一時非公開になった事故
  • 3日間で役割ファイルが37個に膨れ上がった話

「うまくいかないことが起きて、どう対処したか」が本書の読みどころだと思っています。

3. 付録にコピペで使えるサンプルを収録

本書で活用した主要エージェントの役割定義サンプル(writer / reviewer / researcher / reader / secretary / devops / COO)を付録にまとめています。価値観ガバナンス(trigger list)、プロンプトテンプレート、セットアップ手順チェックリストも収録しました。

カバーしていないこと: コードの書き方、Claude Codeのコマンド詳細、技術的な実装詳細は扱っていません。その方面を求めている方は、別の本を当たってください。


価格と無料公開について

価格は¥900です。

正直なところ、ボリュームと内容を考えると¥1,480〜¥1,980が妥当だったかもしれません。それでも¥900にしたのは、「1冊目は読まれることを優先したい」という戦略的な判断です。届かなければ意味がない。

序章と第1部(全体の約1/4)は無料公開しています。「合いそうか」「続きを読みたいか」を確認してから決めてください。

前述のとおり、本書の手順を実践するにはAnthropicの有料プラン($20〜/月)が前提になります。「無料で試せる」内容ではありません。コスト感も含めて序章で正直に書いていますので、購入前にそちらを読んでから判断してください。


最後に

10日間の試行錯誤と、その後の運用記録を1冊にまとめました。

「自分には無理」と思っていた方が、読み終わった後に「自分にもできるかも」と感じてくれたら、書いた甲斐があります。

感想・フィードバックは歓迎です。

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  • X(@saitoko1
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どこでも受け取ります。辛口でも構いません。次の本を書くための糧にします。

次の本については、まだ構想段階ですが——1冊目を書き終えて、書きたいことが増えました。続きを楽しみにしていてください。


Zenn Booksで読む → コードを書けない私が、AIに「チーム」を持たせるまで

著者プロフィール: blog.saitoko.net/about/


参考: Claude Codeの使い方を体系的に学びたい方へ

本書はコードを書かない視点での記録ですが、Claude Codeの操作や実装テクニックを別途学びたい方には、こちらも参考になります。


この記事は はてなブログ からのクロスポストです。

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