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はじめに

2026年9月5日に開催された Product Engineering Conference 2026(PdEConf 2026) に、インターン先のご厚意で参加してきました!

当日のメモとスライドを見返しながら、特に刺さった3セッションを振り返ります。

項目 内容
日程 2026年9月5日(土)
会場 中野セントラルパークカンファレンス
公式サイト https://product-engineering.jp/2026/

エンジニアだけでなく、PM、デザイナー、SREなど、プロダクト開発に関わる全職種が対象のカンファレンスです。

1. 現場に行くだけでは足りない(田中 杏直さん / 匠技研工業)

今回いちばん刺さったセッションです。

現場に行ってヒアリングし、課題を整理してリリースしても、思うように使われないことがある。そこで大事なのが次の2つだそうです。

  • 「自分がその業務をやるなら?」という視点で見る
    • 在庫置き場を見て「識別子は?数量は?」ではなく、「自分が取りに来たらどれを取る?」と考える
  • オフィスに戻って業務を再現してみる
    • 再現できないところ = まだ捉えきれていないところ

さらに、言葉になる前の感覚の話もありました。

  • 「ベテランに聞く」をAIに置き換えても、実は「聞く」ことで安心感を得ていた
  • 「10秒で終わる入力」でも、業務の流れを一度止めてしまう

結論は 「使われないものを作らない」 。メモに思わず「まじでそれ」と書いていました😂

自分も社内向けツールの開発に関わっていて、ヒアリングだけでは現場の感覚まで掴みきれないと感じていました。自分でも触り込み、現場に同行して業務を再現してみようと思えたセッションです。

2. AIで実装は速くなった。なのにプロダクトは速くならない(nwiizoさん / スリーシェイク)

  • 着手からリリースまでが 実作業30%・待ち70% なら、AIで実作業を半分にしても全体は 15%しか縮まない
  • 待ちの中身は、判断待ち、レビュー待ち、他チーム待ち
  • 価値が届くのは実装が終わったときではなく、ユーザーのジョブ(片付けたい用事)が片付いたとき

PR数のような測りやすい数字を追うと、使われない機能が積み上がっていきます。セッション1の「使われないものを作らない」とここでつながったのが、個人的に熱かったです🔥

レビュー待ちを「誰かが遅い」ではなく、どこで何を待っているかを可視化して取り除くものとして捉える視点も学びでした。

3. 『止めない』を設計する(照井 寛也さん / UPSIDER)

  • インシデントが起きると、調査と接続先の判断を経ないと再開できない
    • 止まる長さを決めるのは、自分たちではなくお客様
  • だから「突破される前提」で、事前に構造を分けておく
    • Cloud Runをワークロード単位で分離する
    • シークレットの参照範囲を絞る
    • 暗号鍵をAtomicな単位で分割する
  • 構造で分けておけば、何かあったときに「ここは影響範囲外」と即座に示せる

「見えないものは盗れない」 というシンプルな言葉が印象に残りました。
最後の問いは「あなたのプロダクトの、止まると事業影響が大きい機能はどこか?」でした。自分の関わるプロダクトでも考えてみたいです。

まとめ

  • 現場に行くだけでなく、業務を再現して「言葉になる前の感覚」まで捉えにいく
  • 実装の速さではなく、「待ち」と「ジョブが片付いたか」で価値のフローを見る
  • 止まると困る機能を事前に考え、突破される前提で構造を分けておく

学生の自分にとっては、社外のエンジニアの考え方に触れて、今の自分の動き方を見直せる良い機会でした。
登壇者・運営のみなさん、ありがとうございました!🙏

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