概要
SAP-C01受験、はーじまーるよー。
というわけで昨日2021/06/28、SAP-C01版のAWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナルに合格したので、私がどんな勉強をしたのかお伝えできればと思います。
前提として以下は取得済みです(リンクはqiita記事)
・クラウドプラクティショナー(CLF)
・ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA)
今回は有料アイテムを使ったコストパフォーマンスチャートを使用します。
レギュレーション
・勉強した時間と試験時間のみ計測を行います。
・その他日常生活時間は含みません。(Not Real Time Attack)
・今回は縛りプレイではないので、有料アイテムを使用します。
・前作のクリア報酬を使用します。
攻略チャート
勉強内容
1.AWS WEB問題集で学習しよう (SAP#01~#56)
リンク 46h プロフェッショナルプラン90日 6000円
今回も最小の努力でいこうと考えまして、上記の通りSAP#01~#56までの問題集を1度だけ解いて、解説を読んで終わりです。
1セット7問で、振り返りも含めて1セット当たり50分くらいのペースで行いました。
特に何週もして覚えるとかは面倒くさかったのでやってません。
試験を受けた感想としては、一部取りこぼしている部分や解説が古い部分はあるものの、合格には十分な範囲とクオリティでした。
これだけでいいです。
僕の勉強期間は1か月で、ほぼ休日しか勉強してないです。
土日8回+有給2回で1休日当たり4,5時間ですけど、僕は頭悪いのでさぼりまくって試験前日から当日の朝にかけて十数時間やってやっと1週しきりました。
実際#30以降の問題の価値が高いので、心がくじけそうになっても最後まではやったほうがいいです。
勉強の考え方としては問題解いたものを頭の引き出しに入れておいて、類似問題にあったときに適当な引出しから取り出してやれそうだなーという雰囲気で回答するイメージで、決して詳細な理解や暗記を繰り返したわけではないです。
勉強した次の瞬間には「今日何の勉強したっけな」状態でしたが、類似問題を目にすれば意外と知識は引き出せるもんです。
頭の中に大量のサービスごとの活用例みたいなものを詰め込んでおいて、そこからこの問題にも使えるなみたいな判断を下していく...MLでいう教師有り学習みたいなノリでしたね。さすがコンピューターの学習に使うだけのことはあるなと思いました。
流石に完全網羅しているわけではないので問題覚えるだけではだめで、解説読んでサービスやユースケースの理解も必要です。
一部全く出てないサービスがあったり、解説や回答が古い問題もちょくちょくあるんですが合格に必要な範囲を理解するための足掛かりという意味では十分でした
「AWS WEB問題集で学習しよう」で全く見なかったけど試験に出た単語としては以下あたりかな...覚えてるのは...
・シークレットマネージャー
・データシンク
・アップシンク
・FSx
やっといてよかったなということとして、以下のことは覚えておく、できるようになっていると良いと思いました。
愚直に計算して回答一つつぶせたりとける問題が存在するのでお得です。
・100Mbpsの伝送効率100%の場合、1日で何TB移行できるか(移行手段の選択問題で役に立つ)
・IPアドレスのCiderを見比べたとき重複しているかどうかわかる(VPCピアリング接続系のトラブルシュート問題とかで役に立つ)
4.AWS Certified Solutions Architect - Professional Practice
1h 4000円→無料(ソリューションアーキテクト – アソシエイト合格特典)
なんだよ「AWS WEB問題集で学習しよう」と問題かぶってるじゃん意味薄いわって思いました。
安心してください。
本番も結構かぶってます。
SAP#01~#35までといた状態で受験しましたが70%くらいでした。
普通に試験まで1週間前だったのでちょっと焦りましたが、まぁ#56までやれば5%くらいあがるっしょという軽い気持ちでいました。
実際そんなもんです。
試験
使用した時間 3h 30000円→15000円(ソリューションアーキテクト – アソシエイト合格特典)
テストセンターで受験しました。
現在は自宅で受験も可能なようですが、英語でのやり取りが必要なのと壁にポスターはってあったりするだけでもダメなようなので、やめました。
試験のときは最初に全部問題解いた時点で57%は自信があって、まったくわからんわってのは数問でした。
残りは2個選ぶうち片方はわかるなーとか、2択のうちどっちかだなーくらいの問題が40%くらいあって、まぁ5分であたるなら75%超えるから受かるだろうなーという感覚でした。
あと個人的にはAWS試験には部分点の概念があると読んでいて、2つの選択のうち片方が当たれば加点があるだろうという感覚があったのでまあいけるかなみたいな。
見直しの時間は1時間ないくらいでしたが、見直しにかかる時間は30分くらいでした
ときながら自信ある問題、怪しい問題、無理の3つに問題番号で分類しておいて、最後にあやしい問題だけ見直すかんじでやりました
試験中に意識していたこととしては以下あたりでしょうか。
・ちゃんと落ち着いてすべての問題を読むこと、正解をみつけたと思っても他の選択肢をちゃんとみて、それぞれ成立しない理由を見つけること。
・といたあとにも問題を読み直して、要件をすべて満たしていることを確認すること。
・2択まですら減らせない問題は時間を使わないし見直しも後回しにすること。
クリアにかかったコスト
時間 : 50h
お金 :21000円(特典なしの場合:40000円)
おわりに
総勉強時間、コスト共にかなり抑えることができました。
毎日勉強めんどくさいなーと思いながら、だらだら1,2単元ずつやってたら全然終わらなくて最後は駆け足気味にこなしましたが、SAPをとるという上ではかなり楽にとったほうじゃないかなと思います。
問題集1週して解説もちゃんと読むだけ、何度も解きなおす必要も他のことをする必要もなし!って言われると結構らくそうですよね。
実際僕も最初の数セットは正答率0%で泣きそうになりましたが、そのうち3/7くらいは安定して溶けるようになって、それが最後まで続く感じになります。
やってる最中は正答率が上がらないので不安になると思いますが、まあ意外と何とかなるもんです。
気楽にやればいいと思います。
他の記事だとSAPの難易度がめちゃくちゃ高いみたいに表現されていますが、まぁ実際そこまででもないかなーというのが終わってみた印象です。
受ける前は半々くらいかな...と思っていましたが、正直本番20問くらいといたところで「こりゃほぼ受かるな」という気分でやってました。
そんなもんです。チャレンジチャレンジ。
候補に挙がったほかの手段としては以下があります。
SAP本
SAA時代に黒本が役に立たなかったので信用してません。
そもそも本ってすぐ陳腐化するし。
なので無視しました。
Udemy
とにかく異常に難易度が高くて本番試験に近くないという評価が多かったので無視しました。
「AWS WEB問題集で学習しよう」とどっちかだけやろうと思ったのですが、「AWS WEB問題集で学習しよう」にもフォーラムがあって、そこで最新の合格記がみれたりするんですが、最近2か月くらいのものをみておおむね良い評価だったのでそっちにしました。
ブラックベルト
問題やっててよく出るなーとか、よくわからんなーっていうサービスを気が向いたら見ました。
2,3個かな、とにかく時間かかるのであんまりみませんでしたけど、見て内容理解するとそれ関係の問題はかなり理解しやすくなるので、普段はブラックベルト見ない僕もさすがに結構いいなと思いました。
まぁこれを中心に勉強するのは範囲が広すぎてあほくさいですが
ウェルアーキテクトフレームワーク
あほくさくてやりませんでした。
ふわふわしすぎている。
勉強してて読みたいと思ったこともないです
ホワイトペーパー
こんなとこから積み上げてたら1か月じゃおわんないじゃろうとおもって無視しました
勉強してて読みたいと思ったこともないです
クラストレーニング
日本語で検索するとなにもでないんすわ
Eラーニング
4時間もかけて概要把握するのあほらしくない?
ナレッジセンター
よくある質問
よくある質問的のほうが基礎的
きになったことがあったら見ればいいけど、ここから見ていくのはあほらしい
ブログ
きになったことがあれば(ry
イベントコンテンツ
動画は時間かかるんよ
トレーニングライブラリ
動画は時間かかるんよ
後日本語すくねええ
以下、完走した感想ですが、勉強してる間は「こんなにさぼっていいんだろうか」と思いながらやってました。
めんどくさがりの僕もさすがに勉強中はずっと落ちる落ちると焦りまくってました。
意外と何とかなります。
皆さん楽して受かっていきましょう。
以上、ありがとうございました。
ちなみにやらなかった各情報が無益であるという意味ではなく、有益だが最小の労力で試験に受かるという意味では選択する必要がないという話なので、コンテンツそのものを否定するつもりはありません。