最近LINEでChatGPTを使用するサービスがいくつか公開されていますね。
せっかくなのでOpenAIのAPIを使用してLINE Botを作成する手順を紹介します。
- LINE公式アカウントの作成
まず、LINE公式アカウントマネージャーのウェブサイトにサインアップして、LINE公式アカウントを作成してください。もしまだLINEアカウントを持っていなければ、新規に作成する必要があります。
- LINE Messaging APIのチャネル作成
公式アカウントを作成した後は、LINE Developers Consoleに移動し、新しいプロバイダーを作成します。そして、あなたのボットのための新しいMessaging APIチャネルを作成してください。チャネルシークレットとチャネルアクセストークンをメモしておいてください。後で必要になります。
- Webhookサーバーの設定
LINE Messaging APIはWebhookを使ってボットと通信します。LINEからのHTTP POSTリクエストを受信できるサーバーを設定する必要があります。Heroku、AWS Lambda、またはWebhookをサポートする他のホスティングサービスのようなプラットフォームを使用することができます。Node.jsとExpress、PythonとFlask、またはRubyとSinatraのようなプログラミング言語やフレームワークを使用できます。
- OpenAI APIキーの取得
OpenAIのウェブサイトにアクセスして、APIキーを取得してください。OpenAIのGPT-3やその他のモデルにアクセスするために使用できる一意のAPIキーが送信されます。
- OpenAIのAPIをWebhookサーバーに統合する
OpenAIが提供しているAPIライブラリで選択したプログラミング言語のライブラリをインストールしてください。ステップ4で受け取ったAPIキーを使用して、OpenAI APIへのリクエストを認証してください。LINEからの受信メッセージを処理し、テキストをOpenAI APIに送信するロジックを実装してください。その後、OpenAIからのレスポンスからテキストを抽出してください。
- LINEメッセージに応答する
プログラミング言語に対応したLINE Messaging API SDKを使用して、OpenAIから生成されたテキストを含む応答文を作成し、元のメッセージを送信したユーザーに送信してください。
- LINE Developers ConsoleでWebhook URLを設定
Messaging APIのチャンネル設定に、サーバーを指すWebhook URLを入力します。Webhookを使用する」オプションが有効になっていることを確認します。
- テストする
LINE BotのQRコードまたはLINE IDを使用して友だち追加し、LINE Botと会話を開始します。メッセージを送信し、正しく応答するかどうかを確認します。
個人で開発する場合LINE公式アカウントの作成が一番のハードルだとは思いますが、決して開発自体のハードルは高くないものなのでぜひ試してみてください。