初めに
Azure Security Engineer Associate(https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/exams/az-500/) を受験して合格しました。
これから試験を受験される方の参考になれば幸いです。
プロフィール
- ITエンジニア歴:8年
- AWS歴:3年
- Azure歴:1年未満
- 取得資格
- IPA:SA, DB, SC
- AWS:DVA, SAA, SCS
- Azure:なし
Azureの資格試験は今回が初挑戦でした。
受験のきっかけ
今年度から業務変更に伴い、Azureを触ることになりました。わからないなりに業務をこなしていましたが、一度しっかり勉強しようということで受験しました。
システム開発に関わりそうなAZ-204とAZ-500のどちらかを受けようと思っていたものの、AZ-204だと試験更新のタイミングと被ってしまうことからAZ-500にしました(Azureに限らず、クラウドの試験は試験要綱の変更が時々あるので、受験時には注意が必要ですね)。
学習方法
インターネット上のコンテンツを中心に主に2つのソリューションで学習しました。
- Udemy
- Microsoft 無料の練習用評価
1. Udemy
Udemyは2つのコンテンツをセールで購入して学習しました。
- Azure Security: AZ-500 https://www.udemy.com/course/azure-security-associate-az-500/
- AZ-500のコンテンツとしては時間が短く、学習のハードルが低め
- 短い分、浅い知識にとどまっており、少し物足りなかったです
- 日本語字幕無し
- AZ-500: Microsoft Azure Security Engineer Practice Test 2023 https://www.udemy.com/course/az-500-microsoft-azure-security-engineer-practice-questions/
- 模試が6セットあり、ボリュームは多め
- 実際の試験に即した問題の出し方をしているので、試験対策としては良かったです
- 解説が物足りない問題やサービス名が古いままの問題があるので、知識不足の状態で挑むと辛い(涙)
2. Microsoft 無料の練習用評価
- Microsoft 無料の練習用評価 https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/exams/az-500/practice/assessment?assessmentId=57&assessment-type=practice
- Microsoftが公式で出している模試
- 1問ごとに解説出せる上に間違いの選択肢の解説もあるため非常にわかりやすい
- あまり使いませんでしたが、公式のラーニングパスも合わせて使うとよかったかもです。
これらのコンテンツを使って、2ヶ月ほど学習したのち、テストセンターで受験しました。
試験について
試験は3つのセクションで構成されていました。
- ケーススタディ:約10問
- 選択問題:約40問
- 選択問題(一度回答すると戻りできない1連の問題):1問
MS Learnは使えたものの、ページ左にあるリンクが表示されなかったり、画面倍率が大きく見づらいなど、使いづらかったです。
いろいろ検索していたら結構時間がかかり、試験時間残り2分とぎりぎりでした。
結果
ネットワークのセキュリティ保護が低いのがよろしくないけど、コンピューティング周りのセキュリティがとれているからヨシ!(よくない)
試験を受け終わって
AWSの経験があるからAzureにそこまで苦労せずに済むかなと思っていましたが、なかなか苦戦しました。
特に Azure は Microsoft Entra ID(旧Azure Active Directory) が根底にあり、その概念の違いに苦しみました。今でも「Microsoft Entra ID に アプリケーションを登録」の概念が理解できずにいます。
ただ、Azureでサービスを構築するためのセキュリティについて理解は深まりましたので、受験してよかったです。
Azureの勉強で疲れたので、次はAWSの試験に挑戦予定!