初めに
AWS Certified Solutions Architect - Professional(SAP-C02)(https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-professional/) を受験して合格しました。
これから試験を受験される方の参考になれば幸いです。
プロフィール
- ITエンジニア歴:9年
- AWS歴:3年
- Azure歴:1年
- 取得資格
- IPA:SA, DB, SC
- AWS:DVA(期限切れ), SAA(C02), SCS(C01)
- Azure:AZ-500
AWSは期限切れだったり更改前の試験だったりしたので、ちゃんと現行版の試験を受けようということでSAPに挑戦。
学習方法
3つのコンテンツで学習。といっても主に学習に使っていたのはCloudLicenseでした。
- CloudLicense
- Udemy
- AWS 公式模試
1. CloudLicense
CloudLicenseの有料プラン(プロフェッショナル)に加入。5,000円かかるけど問題の量と質はかなり良く、実質ここでの勉強だけで十分賄えました。一問一答形式で学習可能かつ問題セットが7問1セットで区切りをつけやすかったため、継続して学習できました。また解説が丁寧で分かりやすく、単なる試験対策で終わることもなかったように思えます。
2. Udemy Practice Exam AWS Certified Solutions Architect Professional
SCSの学習時お世話になったStephane MaarekのSAP用模擬試験。30問+75問+75問の3セット。CloudLicense慣れをしてしまわないようにUdemyの模試を購入しましたが、1回のボリュームが多い & 問題の難易度が高い(レビューコメントにも難しいと散見されてました)ため、あまり役立てられませんでした。「学習を十分にしたから腕試しをしたい!」という人ならおすすめです。
3. AWS 公式模試
AWS Skill Builderで受講可能な公式模試。20問1セットなので、学習というよりAWS試験の文章に慣れるための教材でした。
試験までの学習
学習期間は2ヶ月ほど。学習教材はほとんどCloudLicenseでした。各教材の学習量と正解率は大体こんな感じです。
- CloudLicense:40セットほど + 模擬試験モードを実施。正答率は60%~65%くらい
- Udemy:30問 + 75問 + 75問を1周。正解率はどれも56%
- AWS 公式模試:試験1週間前に1回受験。正解率は75%
試験について
春に受験料が値上がりした結果、1回4万円。半額バウチャー使っても高く感じますね(涙)
試験会場はピアソンのテストセンターを予約。秋葉原の会場は1週間前の予約でもそこそこ席数が空いていました。
SAPの試験時間は3時間と長丁場のため、集中力を保てる方法を考えおくとよさそうです。私は半分解いた段階で3分ほど小休憩を取りました。
130分くらいで解き終わり、見直しフラグの問題を確認し、試験終了して退出。
結果
試験結果は当日の19時くらいに通知。
842点で無事合格していました
各セクションのコアコンピテンシーも満たせていました
(余談)
SCSを受験したときは翌日の夜に結果が届きました。SAPは午前受験、SCSは午後受験だったので、早く結果が欲しい場合には午前試験開始にすると良さげ(?)
感想
AWSのプロフェショナル領域の試験を無事に突破できて、とても嬉しいです。
SAPの学習を進めると「AWSのサービスにこんな機能があったのか」と驚きが多く、知見の拡大にとても役立ちました。
また、学習の中で前回受けたSCSの知識が結構役に立っていたと思います。AWSの試験難易度的には
DVA < SAA <<(壁)<< SCS≒SAP
という印象でした。SAPの試験でもDeveloper領域っぽい試験が出てきたりしたので、プロフェッショナル領域は問題が一部重複しているのかもしれません。
以上、AWS SAPの感想でした。