0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

AWS FinOps Agent がパブリックプレビューで提供開始されたのでセットアップして使ってみました。
検証しながら記事書いたので読みにくいところがあるかもですがよかったらみてください:pray:

AWS FinOps Agentとは

AWSのコスト調査などに特化したAI Agentと理解すれば良いと思います。
Web UIやSlack、Jiraなどと統合できるそうです。
なお、パブリックプレビュー中はAWS FinOps Agent自体の利用料は無料とのことです。

セットアップしてみる

FinOpsと検索すると検索結果に表示されます。このアイコンが何を意味してるのかちょっと気になる
image.png

最初の画面はこちら。Get Startedをクリック
image.png

Agentの名前と説明を入力します
image.png

Agentが使用するIAMロール名を指定します。このIAMロールを使用してAgentの権限を制限します
image.png

次はWeb UIにアクセスするために必要なIAMロールを作成します。
image.png

Slack,Jiraと連携できるみたいですが後回しで
image.png

Create Agentをクリック
image.png

設定完了!
image.png

使ってみる

セットアップ完了したので実際に使ってみます。

Open AgentからWebアプリを開きます。(画像赤枠)
image.png

ちょっとカッコイイUIですね:star2:
image.png

チャットUIで会話

まずはチャットUIから自然言語で会話をしてみます。

「今月のコスト分析をお願いします。」 とお願いしてみます。
image.png

英語で回答してくれました!!
image.png

翻訳してみると....
**AWS FinOps Agent:「重要な観察事項:今月の総支出額の99.7%はClaude Sonnet 4.6によるものです。これはほぼ間違いなく、このFinOpsエージェント自身の利用(会話とタスク)によるものです。残りのサービスは実質的に0ドルです。」

いや、適当すぎか!(プレビュー中だから徐々に良くなることを期待してます)
image.png

Bedrockの使用状況について深堀りすると使用タイプや日別コストでも教えてくれました。自然言語でコストが簡単に確認できるのは良いですね。
image.png

ちなみに裏ではSkillやToolを呼び出してるそうです。裏側ではAgentCoreとかで動いてるのかな
image.png

タスク完了(今回でいうとレポート生成)に10分ほどかかりましたが、詳細なレポートが作成されてそうです。
image.png

日本語へ機械翻訳するとこんな感じです。結構使えそう。
image.png

タスク

タスクでは「オンデマンドタスク」「スケジュールされたタスク」「イベントベースのタスク」の3種類があります。実際に使ってみます。それぞれ以下のような種類があります。

タスク種別 機能
オンデマンドタスク
(Run once)
・会話を妨げることなくバックグラウンドで実行
・依頼があった場合にのみタスクを作成し、その他のリクエストには会話内で直接応答する。
・タスクは①チャット②タスク の2つのどちらかから作成
スケジュールされたタスク
(Run on a schedule)
・指定された間隔で繰り返し実行されるワークフロー
・スケジュールがトリガーされるたびに、エージェントは自動化から新しいタスクを作成して実行する
イベントベースのタスク
(Run when an event occurs)
・名前のとおりイベント検知して動く
・AWS Cost Anomaly Detectionからのコスト異常検出イベントをサポート(プレビュー中)
・内部的に Amazon EventBridge マネージド ルールをプロビジョニングする

タスクのWeb UI画面はこちら
image.png

タスク作成の際にタスク種別とAWS FinOps Agentに実行させたい処理内容などを記載します
image.png

オンデマンドタスク(Run once)

「過去7日間のコスト分析をしてください。コストが高い上位3つのサービスについて深掘りをしてください。コストが高いリソースと削減案を提示してください。」と指示をしてみます
image.png

タスクが作成され、処理が開始されます。
image.png
image.png

タスクを開くとどのように処理をしているかという詳細を確認できます。
image.png

スケジュールされたタスク(Run on a schedule / Automations)

タスクの中のスケジュールされたタスク(Run on a schedule)を選択します。

ドキュメント上はタスク(Tasks)の機能して紹介されていましたが、Run on a scheduleを選択するとコンソール上はAutomationsという機能として取り扱われてそうでした
image.png

「前日のコストについて、表形式でまとめてください。」という指示で毎日AM8:00に起動するスケジュールを組みました。

Name部分は日本語だと怒られました:sweat:

image.png

作成すると、Automationsの一覧に表示されタスクには表示されませんでした。
image.png

これはSlackやJiraと統合して定時に定型で通知する仕組みを作ると便利そうでした

イベントベースのタスク(Run when an event occurs)

イベントが発生したときのフローを定義できるものです。
オンデマンドタスク・スケジュールされたタスクとの大きな違いはイベントが選択できることです。
現時点ではAWS Cost Anomaly Detectionからのコスト異常検出イベントのみサポートしていました。
image.png

出力形式(html)

これが結構使えそうでした!

オンデマンドタスクの検証時にhtmlファイルでもレポート作成してくれてました。その内容が見やすかったです。
image.png

日本語にするとこんな感じ。これは使えそうですね!自分でClaudeやKiroに依頼してレポート作成してもらうよりも良い気がしますね(htmlやPDF)

image.png
image.png
image.png

サポートされている出力形式

コストレポートは以下の形式がサポートされているそうです。
形式を指定しない場合はhtml形式で出力されるらしいです。Slack,Jiraに連携するならPDFかなあと思ったりしてます

形式 いつ使うべきか
HTML(.html) デフォルト設定。ブラウザでの閲覧や、成果物へのリンクを素早く共有するのに最適です。グラフはブラウザ上でレンダリングされます。
PDF(.pdf) アーカイブ、メール添付ファイル、印刷品質が重要なレポートなどに最適です。レイアウトはビューア間で固定されています。
PPT(.pptx) 役員によるレビューやプレゼンテーション資料の確認に最適です。エージェントが編集可能なスライドデッキを作成するため、プレゼンテーション前にスライドの並べ替え、タイトル変更、注釈の追加などが可能です。

※上表は下記URLに記載の表を機械翻訳したものです

保存先

AWS FinOps Agentが生成したコストレポートはArtifactsという箇所に保存されていました。
image.png

コンテキストファイル(Context files)

コンテキストファイルを設定することも可能でした。.txt, .csv, .json, .md, .html, .yaml, .ymlがサポートされているそうです

一般的に役立つコンテキストファイルとして下表がドキュメントで紹介されていました。(英語を機械翻訳しています)

コンテキストファイル エージェントができること
アカウントとチームのマッピング 各AWSアカウントを所有するチームに支出を割り当て、Jiraチケットを責任者にルーティングします。
組織構造 事業部門間でコストを配分し、チャージバック概要で報告関係を説明する。
カスタム指示 設定したルールは毎回適用してください。例えば、「タグが付けられたアカウントのEC2リソースの適正化に関する推奨事項を無視するenv=production」や「Jiraチケットを作成する際は、FINOPSプロジェクトを使用する」などです。
会社概要 エージェントのコミュニケーションスタイルを、貴社​​のビジネスおよび財務オペレーションの成熟度レベルに合わせて調整してください。
レポートテンプレート 関係者が既に期待しているレポートの形式と構造を再現してください。

Web UI上ではファイルをアップロードする形でした。
image.png
image.png

Slackとの統合・通知

Slackとの統合・通知を試します。

Slack統合(インテグレーション)

Slackの「Add integration」をクリックして追加していきます。
image.png

次へをクリック
image.png
image.png

「Authorize with Slack」をクリック
image.png

「Slack へのアクセスを「AWS FinOps Agent - US East」アプリに許可する」と出てくるので許可します
image.png

統合成功です!
image.png

かと思ったら、インテグレーションが完了しただけでした。Slackチャンネルに追加する必要があります

image.png

インテグレーションしたSlackワークスペースとSlackチャンネルIDを設定します
image.png

こんなエラーが出ると思うので、対象のSlackチャンネルに「AWS FinOps Agent app」を招待しましょう!
image.png

招待したらこのような表示になります
image.png

こんな形になればSlackチャンネル接続も完了です。
image.png

Slackチャンネルへの通知

Slackとの統合(インテグレーション)ができたので通知をしてみます。
ファイル送付もできるのか気になるのでPDFファイルを生成してポストするよう指示をします。

プロンプト:「過去1週間のコスト分析をしてください。PDFファイルでaws-labというSlackチャンネルにポストしてください。」
image.png

Web UIで指示した内容はSlackにもポストされるみたいです。
image.png

指示通りPDFファイルもポストされていました!これは社内環境のコスト見直しやコストレポート作成業務としても使えそうだと思いました
image.png

まとめ

  • 思ったよりつかえそう
  • 特にPDF,HTML出力が使えそう
  • PDF,HTML出力+Slack,Jira連携が実務との相性良さそう
  • タスクはスケジュールで使うことになりそう
  • 実務ではコンテキストファイルをカスタムできそう。ただ、ファイルをアップロードするのが面倒なので直書きしたい

参考

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?