結論
RDS Performance InsightsのEOL後も料金そのままでDatabase Insightsが使えるようになりました!
結構嬉しい人が多いんじゃないですかね。
具体的には以下のように変更となりました。
- RDS の Performance Insights は 2026年7月31日に終了して、CloudWatch Database Insights に統合されます。(以前は6月30日がEOLだった)
- 何もしなければ Database Insights の Standard モードに自動で移行し、保持期間の設定も料金も今までと同じまま引き継がれます。(以前は保持期間が引き継がれなかった)
- 変わるのはコンソールの画面くらいです。Performance Insightsの画面にアクセスするとDatabaseInsightsの画面にリダイレクトされます(これは前から同じアナウンスだったかな)
一時は「長期保持を続けたいなら有料の Advanced モードに上げる必要があってコストが上がる」という案内だったのですが、最新のドキュメントでは Standard モードで従来の柔軟な保持期間(1〜24か月)とPerformance Insights の料金そのまま維持される形に変わっています。
表で分かりやすく
表にまとめました。保持期間・料金が変わらないのはかなり嬉しいアップデートですね。
| 項目 | これまで | 今 |
|---|---|---|
| Performance Insight終了日 | 6月30日 | 7月31日 |
| Performance Insights のまま何もしないとどうなるか | Database Insights の Standard モードに切り替え | Database Insights の Standard モードに移行 |
| 保持期間 | ・Database Insights の Standard モード:7日に短縮 ・Database Insights の Advanced モード:最低465日(15か月) |
Performance Insights で設定していた保持期間(最大24か月)をそのまま使える |
| 料金 | ・Database Insights の Standard モード:無料 ・長期保持は有料の Database Insights の Advanced モードが必要でコスト増 |
7日までは無料、長期保持も従来の Performance Insights と同額 |
| 長期保持の手段 | Database Insights の Advanced モード(最低465日/15か月) | Database Insights の Standard モードのままでよい |
AWSドキュメントの変更
AWSドキュメントも、いつのまにかこの内容に変わっていました。自分が気づいたのは2026年6月12日で、AWSからの通知がきっかけでした。What's Newでは届かないんですね。
ユーザーガイド
RDS ユーザーガイドの Performance Insights のページには以下のように書かれています。
- 以下記述は英語のページを機械翻訳したものです
- 2026年6月13日時点では英語版のみ最新情報になっていて、日本語版はまだ古い記述なので注意してください
AWS は Performance Insights のサポート終了日を 2026 年 7 月 31 日と発表しました。
この日以降、Amazon RDS では Performance Insights コンソールはサポートされなくなります。Performance Insights コンソールは CloudWatch Database Insights にリダイレクトされます。
柔軟なデータ保持期間 (1 ~ 24 か月) とその料金は、Database Insights の Standard モードに引き続き設定され、現在の Performance Insights と同じ料金で利用できます。
Performance Insights API は変更なく引き続き利用可能です。Performance Insights API の料金は、CloudWatch Database Insights の料金とともに AWS の請求書に記載されます。柔軟な保持期間によるコア監視には、Database Insights の Standard モードが既存のエクスペリエンスと料金を維持します。フリートレベルの監視、ロック診断、実行プランのキャプチャなどの高度な機能については、「 Amazon RDS の Database Insights の Advanced モードを有効にする」を参照してください。
何も操作を行わない場合、 Performance Insights を使用するDB インスタンスは、既存の保持期間が設定された Database Insights の標準モードをデフォルトで使用します。CloudFormation テンプレート、Terraform 構成、およびデプロイ スクリプトは、現在とまったく同じように動作し続けます。
保持期間設定を含むすべての Performance Insights API パラメータは完全に保持されます。
2026 年 7 月 31 日以降は、Database Insights の高度モードのみが実行プランとオンデマンド分析をサポートします。
製品ページ
製品ページのバナーも同じ趣旨に変わってました。
- 以下記述は英語のページを機械翻訳したものです
- 2026年6月13日時点では英語版のみ最新情報になっていて、日本語版はまだ古い記述なので注意してください
Performance Insightsは、2026年7月31日をもってCloudWatch Database Insightsに置き換えられます。
Performance Insights のすべての機能が、強化された機能とともに CloudWatch Database Insights で利用できるようになりました。既存ユーザーの柔軟なデータ保持設定と料金体系はそのまま維持され、コスト変更はありません。
Database Insights Standard ではコア監視機能が従来どおり提供されます。Advanced モードでは、フリート監視、ロック診断、実行プランキャプチャ機能が追加されます(これらの機能は現在 Performance Insights では利用できません)。
料金
料金の仕組みは Performance Insights のときと同じで、無料枠と長期保持の有料枠に分かれます。
無料で使えるのは次の2つです。
- 7日分のパフォーマンス履歴
- 月100万件までの API リクエスト
これを超えて長く保持したい場合は有料になり、1〜24か月のあいだで保持期間を選べます。1か月以上の保持は vCPU 単位の月額課金で、保持期間が長いほど月額が上がります。(Performance Insightsコストと同額)
この有料の料金が、Database Insights の Standard モードにそのまま引き継がれます。
Performance Insights の有料保持(1〜24か月)が Database Insights Standard の柔軟な保持に同じ料金のまま移るとドキュメントでも明記されています。
柔軟なデータ保持期間 (1 ~ 24 か月) とその料金は、Database Insights の Standard モードに引き続き設定され、現在の Performance Insights と同じ料金で利用できます。
RDS ユーザーガイドの Performance Insights のページ
Advanced モードが必要なのはどんな人か
Advanced モードに上げる必要があるのは、フリート単位の監視やロック診断、実行計画のキャプチャ、オンデマンド分析といった高度な機能を使いたい人かなと思います。
また、終了日以降、実行計画とオンデマンド分析は Advanced モードでしか使えなくなるとのことです。
まとめ
冒頭の結論と重複しますが、まとめると以下です。嬉しいアップデートでしたね!
- Performance Insights の終了日は 2026年7月31日 に延長されました
- Performance Insights 何もしなければ Database Standard モードに移行し、保持期間も料金も今までどおり据え置き
- 急いで Advanced モードに上げる必要はない
- Advanced はフリート監視・実行計画・オンデマンド分析が必要な人向け
注記
AWSの料金、特に本記事で取り上げたPerformance Insights EOLについては料金や仕様が変更となることが多いです。
最新情報は以下の参考に記載しているURL等から確認することを推奨します。

