はじめに
2026年9月6日、Microsoft認定資格「AI-103: Azure AI Apps and Agents Developer Associate」を受験し、合格することができました。
今回は、合格に向けた勉強法、使用した教材、ハンズオンの内容、そして費やした学習時間についてまとめてみたいと思います。これからAI-103の受験を考えている方の参考になれば幸いです。
受験の背景と前提知識
- 会社の研修でAzure AI Foundryを利用したAIエージェント開発の概要に触れる機会があったため、その流れで取得しようと思いました。
受験前の前提知識:
- Azure関連の資格は、最も基礎的な「AZ-900(Microsoft Azure Fundamentals)」のみ。
- Azure AI Foundryに関しては、ほぼ触ったことがない。
- AIを利用したアプリケーション開発の経験は4年程度
学習期間と勉強時間
- 学習期間: 約6日間
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総学習時間: 約30時間
- 会社の研修: 10時間
- 自習時間: 20時間 (1時間×3日、7時間×2日、3時間×1日)
使用した教材・リソース
- Udemy 『AI-102: Azure AI Engineer 100% Original Practice Exam』
- こちらはAI-102用だったため、AI-103とは範囲が違いました。最初の3回分ぐらいやってみたのですが、これはおそらく範囲がかなり違うので、あまりおすすめしません。
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AI-103 Microsoft Azure AI Apps and Agents Developer Associate 図解で身につく合格問題集 300問 図と型で受かる 用語・演習 完全対策 参考書
- 図解が豊富で、アーキテクチャの理解に役立ちました。
- 問題集もあるのが⚪︎
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AI-103 Microsoft Azure AI Apps and Agents Developer Associate 認定試験 一発合格問題集 400問
- 試験特有の出題傾向や言い回しに慣れるため、問題演習として活用しました。ただ、質問の内容は2の問題集とかなり近いのであえては必要ないかもです。
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Microsoft Learn
- 一応公式の内容についてもざっとではありますが網羅的に確認しました。
勉強法・ハンズオンの実践
ただ問題を解くだけでなく、実際のAzure環境で手を動かす「ハンズオン検証」を重視しました。特に下記のようなことを実践してました。
1. Azure AI Content Safety
- テキスト・画像モデレーション: コンテンツの有害性検出(Content Safety)の基本機能の検証。
- Prompt Shields: プロンプトインジェクションなどのジェイルブレイク攻撃に対する防御機構の実装。
2. 生成AIとエージェント機能
- プロンプトエンジニアリングと評価 (Evaluation): チャット補完の基本から、各種プロンプト手法や回答精度の評価。
- RAG・外部連携: OpenAPIやBing Groundingを活用した外部情報連携。
- エージェント・オーケストレーション: Code Interpreter、MCP(Model Context Protocol)、Multi-Agentアーキテクチャによる自律的なタスク実行の検証。
3. 画像解析と編集
- Multimodal Vision: マルチモーダルモデルを用いた高度な画像理解。
- Image Inpainting: 画像の一部を自然に編集・修復する処理の実装。
4. 言語検出と音声処理
- 言語検出: テキスト入力からの使用言語の自動判定。
- 音声合成 (SSML): SSML(音声合成マークアップ言語)を用いた、発音や抑揚のきめ細かい制御の検証。
5. ドキュメント解析と検索
- Content Understanding: リファレンスデータを活用したコンテンツの意味理解と情報抽出。
- Document Intelligence (Layout): PDFなどの文書から表や見出しなどの構造を抽出し、Markdown化する処理の検証。
- Azure AI Search: インデクサー、スキルセット、スコアリングプロファイルを用いた高度な検索パイプラインの実装。
試験本番について
実際の試験を受けてみて、今まで勉強してきた内容と似ている問題 or 全く同じ問題などには出会わなかったですが、勉強していた内容に関してはあっていたので、なんとかなりました。というのも実際の試験では、Microsoft Learn(公式ドキュメント)の閲覧機能が利用できるため、これをフル活用しました。
調べながら解答を進めた結果、試験時間の120分をフルに使って終えることになりました。
結果として、810点で無事に合格することができました。
おわりに
こちらの資格は、実際にどのように構築・実装するかという点を重視した資格だと感じました。なぜその機能を使うのか、どういう構成にすればよいかというシナリオ問題が多く出題されます。
ドキュメントを読むだけでなく、実際にAzureポータルやPython SDKで検証してみることをおすすめします。