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診断機能の結果も元に単価表の精度をアップデートしています。購読してお待ちいただければと思います。
2022年度最新版はこちら
こちらの単価表を元に単価診断機能を作りました
様々なご要望を受け、新たに単価診断機能を作成しました!質問形式で現時点での単価目安を診断することができます。改良に改良を重ねていくのでぜひ一度受けてもらえると嬉しいです!
はじめに
私は「ISSUE」という副業プラットフォームを運営しているのですが、プラットフォームを構築する際にエンジニアの方々約200人とお話しました。そのヒアリング内容からエンジニア業務委託単価表を作成してみました。単価はこれから副業やフリーランスとして活動しようという方々がよく悩むところだと思います。私もそうでした。またすでに業務委託をしている方もどのタイミングで単価を上げる交渉をすればいいかとても悩むものだと思います。そんな単価決定の助けになればと思い、単価表を作成しました。
単価表作成する上で参考にしたこと
ヒアリングでエンジニアの方々の現在の単価や希望などを聞いて年次や業務内容と比較しました。私個人の単価遍歴も踏まえています。さらに@KazukiTanakaさんの記事も拝見させていただき参考にさせていただいています。(とても参考になる!)
参考: フリーランスエンジニアの単価を決める
エンジニア業務委託単価表
各レイヤーを簡単に説明していきます。
2,000円~3,000円
指示された内容をしっかりこなせるレベルになります。このラインは入門ゾーンです。初学者からいきなりフリーランスになった方や年次でいうと1~2年目のエンジニアのスキルレベルに相当します。多少の経験がある学生インターンもこのラインでもらっていると思います。
3,000円~4,000円
抽象的な概念を理解し始めたエンジニアのラインです。クラスとインスタンスやオブジェクト指向、実装アーキテクチャなどを理解し始めたエンジニアです。またこの頃になると1つの言語をしっかり習得しています。
4,000円~5,000円
抽象的な概念をしっかり理解し、比較検討ができます。前段階と境目が曖昧なように思いますが、しっかりと理解が定着しているので年次の浅いエンジニアに抽象的な概念を説明できたり、指示できるレベルにあります。ただこのラインまではエンジニア市場には結構います。
5,000円~6,500円
リード経験がある、ビジネスロジックも理解してサービス設計ができるエンジニアです。体感ですが、エンジニア市場でもここからグッと母数が減ってきます。またこのラインのレベルのエンジニアが一人いると開発文化ができ始め開発組織が充実します。単価5,000円以上を超えるには、キャリア設計やより良いプロダクトを作れる能力があることを明確に示せる必要があると思います。
6,500円~9,000円
スペシャリスト層です。特定の分野に深い知見を持ち、執筆活動をされている方もいます。有名企業で働いた経験があったり、この金額を払ってもいいと感じさせてくれる経歴を持っている方が多い印象です。また、経験年数的にもマネジメントをしていたり、コンサル的な業務もされている方が多いと思います。
9,000円~
レジェンド層です。過去にCTO業務の経験があったり、メディアでも有名な方々が多くいらっしゃいます。数十人規模の開発組織のトップにいるような方々だと思います。200人のうち1,2人しかいませんでした。このレベルになると時給で働くというよりは、スポットコンサルで定額報酬を支払うような契約をしている方もいます。shu223さんなどの情報を参考にしてもこの辺りがエンジニアがコード書いて得られる上限ではないかと思います。
まとめ
単価を上げたい方は次の単価ラインのエンジニアがどんな特徴を持っているか分析してキャリアを積み重ねていきましょう。またレベルは変わらずとも現在の単価ラインよりワンランク上の単価を交渉できる方法もあるのでもし需要があったらまた記事を書いてみようと思います。
はまぁさんのご指摘のように、会社によって単価設定は異なるのであくまで目安になります。
単価表の目安が皆さんの単価交渉の助けになれば幸いです!
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