はじめに
「プラスαの課金をすることなく使えるCopilotで、何ができるか」
この記事では、2026年1月12日現時点での情報と、将来のロードマップを併せて紹介します。
この記事の情報は、2026年1月12日現在のものです。
またユーザーの呼称は、正式でなく便宜的な呼称を含みます。
無料版Copilotとは?
「無料で使えるCopilot」、実はユーザー種別により異なります。
ユーザー種別の具体的な内訳は、以下の通りです。
完全無料ユーザー
Microsoft 365のサブスクリプションを持たない完全無料ユーザーのことです。
試用版ユーザー
商用Microsoft 365プランの試用版にサインアップしたユーザーのことです。
試用期間は30日間です。
M365サブスクユーザー(Copilotアドオンなし)
Microsoft 365 は契約しているが、Microsoft 365 Copilot(有料アドオン)は未契約のユーザーのことです。
「個人向け」「ビジネス向け」に分かれます。
教育機関向け M365 ユーザー(Copilotアドオンなし)
学校・大学などの教育機関契約の Microsoft 365 Educationを利用しているが、Microsoft 365 Copilot(有料アドオン)は未契約のユーザーのことです。
ユーザー種別ごとの機能比較①
「無料で使えるCopilot」を、ユーザー種別ごとの機能で比較してみました。
ユーザー種別の横には、ライセンス種別を置いています。
比較のために「有償版ユーザー」も併せて記載しています。
| ユーザー種別 | ライセンス種別 | チャット | 画像生成 |
|---|---|---|---|
| 完全無料ユーザー | - | ○ | 上限あり |
| 試用版ユーザー | - | ○ | ○ |
| M365サブスクユーザー(Copilotアドオンなし) ※個人向け | M365 Personal/Family | ○ | 60クレジット/月1 |
| M365サブスクユーザー(Copilotアドオンなし) ※個人向け | M365 Premium | ○ | ○ |
| M365サブスクユーザー(Copilotアドオンなし)※ビジネス | M365 Business Basic | ○ | 標準アクセス2 |
| M365サブスクユーザー(Copilotアドオンなし)※ビジネス | M365 Business Standard | ○ | 標準アクセス |
| 教育機関向け M365 ユーザー(Copilotアドオンなし) | Microsoft 365 Education | ○ | 標準アクセス |
| 有償版ユーザー | M365 + Copilotライセンス※ | ○ | 優先アクセス3 |
ユーザー種別ごとの機能比較②
ユーザー種別ごとの機能比較の続きです。
| ユーザー種別 | ライセンス種別 | M365アプリ統合4 | 企業データアクセス5 | エージェント機能 |
|---|---|---|---|---|
| 完全無料ユーザー | - | × | × | 基本機能のみ6 |
| 試用版ユーザー | - | ○ | ○ | ○(制限付き)7 |
| M365サブスクユーザー(Copilotアドオンなし)※個人向け | M365 Personal/Family | ○ | × | 基本機能のみ |
| M365サブスクユーザー(Copilotアドオンなし) ※個人向け | M365 Premium | ○ | × | ○(制限付き) |
| M365サブスクユーザー(Copilotアドオンなし)※ビジネス | M365 Business Basic | ○ | × | 従量課金制8 |
| M365サブスクユーザー(Copilotアドオンなし)※ビジネス | M365 Business Standard | ○ | × | 従量課金制 |
| 教育機関向け M365 ユーザー(Copilotアドオンなし) | Microsoft 365 Education | ○ | × | 従量課金制 |
| 有償版ユーザー | M365 + Copilotライセンス | ○ | ○ | ○(フル機能)9 |
ユーザー種別ごとの機能比較③
気になるコストも比較してみます。
| ユーザー種別 | ライセンス種別 | コスト(月額) |
|---|---|---|
| 完全無料ユーザー | - | × |
| 試用版ユーザー | - | 無料(30日間) |
| M365サブスクユーザー(Copilotアドオンなし)※個人向け | M365 Personal/Family | ¥1,775〜¥2.740 |
| M365サブスクユーザー(Copilotアドオンなし) ※個人向け | M365 Premium | ¥2,666 or ¥3,200 |
| M365サブスクユーザー(Copilotアドオンなし)※ビジネス | M365 Business Basic | ¥899 or ¥1,079 |
| M365サブスクユーザー(Copilotアドオンなし)※ビジネス | M365 Business Standard | ¥1,874 or ¥2,249 |
| 教育機関向け M365 ユーザー(Copilotアドオンなし) | Microsoft 365 Education | 無料~¥1,199 |
| 有償版ユーザー | M365 + Copilotライセンス | M365ライセンス+¥2,698 |
2026年7月1日より値上げ予定です。
詳細は、以下のページをご覧ください。
https://blogs.windows.com/japan/2025/12/05/advancing-microsoft-365-new-capabilities-and-pricing-update/
今後のロードマップ
2026年には、Excel AgentなどのOffice Agentが使えるようになる予定です。
現時点で予定されている機能を、まとめて書きます。
| 新機能 | 予定時期 | 概要 |
|---|---|---|
| 受信トレイ全体の削減 | 2026年1月予定 | 受信トレイ全体・カレンダー・企業データの統合分析 |
| Word Agent | 2026年2月予定 | 文書文章構造化・リサーチ・フォーマット支援 |
| PowerPoint Agent | 2026年2月予定 | プレゼンテーション作成・ストーリーづくり・ビジュアル作成支援 |
| Excel Agent | 2026年2月予定 | データ分析・チャート作成・数式生成・可視化 |
詳細は以下のスライドにまとめました。
まとめ
基本的なMicrosoft 365サブスクリプションだけで、一部の高度なAI機能が利用可能になります。
2026年1月から段階的に展開されるこれらの新機能を活用して、生産性を向上させましょう!
参考資料
-
Microsoft 365 Copilot機能拡張に関するドキュメント: https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365-copilot/extensibility/
-
Microsoft 365 Copilot Chatの概要: https://learn.microsoft.com/ja-jp/copilot/overview
-
Microsoft 365 Copilot のデータ、プライバシー、セキュリティ: https://learn.microsoft.com/ja-jp/copilot/microsoft-365/microsoft-365-copilot-privacy
-
Microsoft 365のロードマップ: https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/roadmap?msockid=2af77ac98def61f510da6afb8c05603e
-
標準アクセスと優先アクセスの違い: https://support.microsoft.com/ja-jp/topic/standard%E3%81%A8-microsoft-365-copilot-chat%E3%81%AE%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%84%AA%E5%85%88%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9-12c8d9f8-db32-4f99-8ebe-d8d85879137f
※ 2026年1月12日時点の情報
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60クレジットは、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Forms、OneNote、Designer、
Notepad、Photos、Paint などのアプリで使用できるAI機能全般に消費されます。
画像生成以外にも、AI支援機能(文章生成、データ分析等)で消費される場合があります。 ↩ -
標準アクセスとは、サービス容量に応じて利用可能性が変動することを意味します。
ピーク時には制限される場合があり、品質とパフォーマンスが時間帯により変動する
可能性があります。 ↩ -
優先アクセスとは、ピーク時でも安定した利用が保証され、より高速な応答時間と
一貫した高品質なパフォーマンスが提供されることを意味します。 ↩ -
M365アプリ統合とは、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teams等の
アプリ内でCopilot機能を直接使用できる機能です。 ↩ -
企業データアクセスとは、Microsoft Graphを通じて、
組織内のドキュメント、メール、会議、チャットに自動的にアクセスし、
それらを基に回答を生成する機能です。 ↩ -
基本機能のみとは、画像生成エージェント等の基本的なエージェント機能のみ
利用可能ということです。
高度な推論エージェント(Researcher、Analyst等)は利用不可です。 ↩ -
○(制限有)とは、エージェント公開など、複数の機能に制約があるということです。 ↩
-
従量課金制とは、使用量に応じて課金されるということです。 ↩
-
○(フル機能)とは、Researcher、Analyst等の高度な推論エージェントを含む
すべてのエージェント機能に無制限でアクセス可能ということです。 ↩