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【2026年2月4日~2月10日分】ざっくり概要を掴もう!Microsoft 365 Copilot 最新アップデート解説

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Last updated at Posted at 2026-02-11

はじめに

Microsoft 365 メッセージセンターに届いた、Copilotのアップデート情報を紹介します。
情報を盛り込みすぎず、専門用語はなるべく省いて解説します。
いちユーザーの方はもちろん、エンジニアでない方も理解いただけるはずです。

メッセージセンターとは?

Microsoft 365のアップデート・メンテナンスなど、重要なアナウンスを確認出来る場所です。
Copilotに関するアップデート情報も確認できます。

→メッセージセンター:https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/admin/manage/message-center?view=o365-worldwide

メッセージセンターの検索窓から「Copilot」と検索してヒットしたものを、当記事ではピックアップしております。

今回のアップデートのポイント

  • Copilotライセンス不要の機能拡大
    Outlook、Word、Excel、PowerPointでエージェントモードが利用可能
  • アクセシビリティ向上
    Teamsにおける聴覚障碍者・難聴者の会議参加がより正確に記録
  • 検索機能の強化
    過去のCopilot Chat履歴がMicrosoft Search経由で検索可能
  • Mac環境の展開簡素化
    スイートインストーラーにCopilot shimアプリが含まれ、展開が簡易化
  • Forms統合
    Surveys AgentとCopilot ChatがFormsに統合され、AI駆動のフォーム作成が可能

アプデ一覧

「ID」はロードマップIDを指します。クリックすると、該当するロードマップのページに遷移します。

複数のロードマップに関連付けられている場合、代表的なものを1つ記載しております。

ID 概要 補足説明 タイムライン
なし (更新)SharePoint Embedded1のコンテナアーカイブ機能 ストレージコストを最大75%削減し、Copilot検索の関連性を向上。デフォルトはオフ パブリックプレビュー2:2026年2月上旬~3月中旬(以前は2月下旬から)
ロールアウト3開始:2026年2月
495261 (更新)Outlook for iOS/Android:Copilot優先ビュー機能の削除 ユーザーフィードバックとコストを理由に機能削除。重要なメールや返信が必要なメールをハイライトする予定だった機能 2026年2月4日にキャンセル
469503 (更新)OneDrive for Business:OneDrive内のエージェント ファイルをグループ化して、AIによる支援を受けられる。.agentファイルとしてOneDriveに保存され、チームと共有可能 一般公開中
548520 (更新)PowerPoint for the web:エージェントモード 自然な会話でプレゼンテーションを作成・改良。書式設定、構造、ブランディングを保持 一般提供(全世界):2026年2月中旬~3月中旬
547731 Copilotライセンス申請 ユーザーがCopilotライセンスを申請する際に、オプションで業務上の正当性を記入可。デフォルトでオン 一般提供(全世界):2026年3月下旬~4月下旬
なし (更新)Researcherエージェント4の出力制御 レポートの長さ(短い、包括的)を選択可能。Word形式を含む複数の出力形式に対応 一般提供(全世界):2025年9月下旬~2026年2月下旬(以前は1月下旬まで)
546246 (更新)Researcherエージェントのインフォグラフィック5出力 インフォグラフィック形式のエクスポートを追加。Word/Pages形式のUXも更新 一般提供(全世界):2026年2月中旬~4月上旬(以前は2月上旬~2027年12月下旬)
545896 (更新)Formsを使った構造化文書6生成 SharePointテンプレートにリンクした構造化文書フォームを作成可能。AI提案フィールドと高度なカスタマイズに対応。 パブリックプレビュー:2026年2月中旬~3月末
一般提供:未定
497848 (更新)「Hey Copilot」 Windows端末でハンズフリー音声起動が可能。デフォルトはOFF、ユーザーによる有効化必要 プレビュー(Frontier):2025年11月末
一般提供(全世界):2026年2月末(以前は2025年12月下旬)
494809 (更新)Microsoft製エージェントの申請・承認 管理センターでMicrosoft製エージェントの一元的な申請・承認ワークフローを提供。ユーザーレベルで承認・却下の詳細な制御が可能 一般提供:2026年3月上旬~3月末(以前は2月上旬~末)
なし (更新)Copilot Chat:Outlook、Word、Excel、PowerPointの新機能 Outlookでは受信トレイ・カレンダー全体を対象に推論。Word、Excel、PowerPointにエージェントモードとエージェントを追加。Anthropic ClaudeモデルをWord/Excel/PowerPointエージェントで使用。Microsoft 365 サブスクリプションだけで利用可能 ロールアウト開始:2026年1月上旬~3月下旬
Outlook拡張:ロールアウト中
Excel/Wordエージェントモード:ロールアウト開始
なし MCP7ベースエージェントのUIウィジェット MCPベースのエージェントがCopilot Chat内でリッチでインタラクティブなUIウィジェット8を表示可能。ガイド付き、視覚的、構造化を提供 パブリックプレビュー:2026年2月下旬~3月上旬
なし (更新)Copilotアプリ:統合プラス(+)メニュー グラウンディング・ツール・データソースを1つのプラス(+)メニューに統合。Copilot ChatとMicrosoft 365 Copilotユーザーの両方で利用可能 一般提供(全世界):2026年2月下旬~3月中旬
なし (更新)Outlookルールの作成・表示 Copilot Chatで自然言語を使って受信トレイルールを作成・表示可能。Classic/New Outlook(Windows)、Web、Mac、モバイルで利用可能 一般提供(全世界):2026年2月上旬~3月中旬(以前は1月下旬~3月上旬)
なし (更新)メールトリアージ機能 自然言語コマンドでメールをピン留め、フラグ付け、アーカイブ、既読/未読マーク、タスク完了が可能。Copilot Chat(Workモード)9経由で利用 パブリックプレビュー:2025年12月中旬~2026年1月上旬
一般提供(全世界):2025年12月中旬~2026年2月中旬(以前は1月下旬まで)
503955 (更新)メモリとパーソナライゼーション チャット履歴を使用してレスポンスをパーソナライズ。改良されたユーザーコントロールとメモリ設定ページを提供 パブリックプレビュー(Frontier):2025年11月中旬~
一般提供:2026年1月上旬~3月(以前は2025年11月上旬~)
542186 Classic Outlook for Windowsで会議準備 Classic Outlook for Windowsに「会議の準備」機能を追加。メール、ドキュメント、タスクから会議コンテキストを提供 パブリックプレビュー:2026年1月下旬〜2月下旬
一般提供(全世界):2026年3月上旬〜3月下旬
542185 Classic Outlook for Windowsでスケジューリング Classic Outlook for Windowsで自然言語による会議スケジューリング。空き状況の特定、会議室予約、議題作成、招待送信が可能 パブリックプレビュー:2026年1月下旬〜2月下旬
一般提供(全世界):2026年3月上旬〜3月下旬
481138 (更新)リアルタイム音声チャット ハンズフリーで自然な会話によるCopilotとのインタラクション。iOS、Android、Web、Windows、Macで利用可能 一般提供(全世界):2025年9月上旬~2026年3月上旬(以前は1月末まで)
500377 (更新)ファイルやメール参照 Copilot Chatプロンプトボックスで「/」を入力してファイルとメールを参照可能(メールアクセスはOutlook Copilot Chatのみ)。 ファイル:現在利用可能
メール:2025年10月上旬~2026年3月末(以前は9月中旬~1月末)
499654 (更新)SharePoint:ニュースウェブパート「すべてを見る」オプション モダンなモザイクレイアウト10とAI機能の提供 ターゲットリリース11:2025年11月上旬〜2026年2月中旬(以前は11月下旬まで)
一般提供(全世界):2026年2月下旬〜3月中旬(以前は2月上旬〜2月)
GCC12、GCCH13、DoD14:2026年2月下旬~3月中旬
553136 Microsoft Forms:Surveys AgentとCopilot Chat Microsoft FormsにCopilot ChatとSurveys Agentを統合。AI駆動のフォーム作成と分析を実現 一般提供(全世界):2026年3月上旬〜3月下旬
501581 (更新)Viva:Copilotダッシュボード Copilotライセンスを1つ以上持つテナントで、Copilot Chat Adoption Metricsが利用可能(従来は50ライセンス以上必要)。使用傾向、グループ別採用状況、リテンション、アプリレベルの内訳を提供 一般提供(全世界):2026年2月中旬〜2月下旬(以前は1月中旬〜1月末)
506751 (更新)Microsoft Search15経由でCopilot Chatの検索 過去のCopilot ChatをMicrosoft Search経由で検索。検索結果ページの右側に新しいデータソース「Copilot Chats」の追加 パブリックプレビュー(全世界):2025年11月上旬〜11月中旬
ターゲットリリース(全世界):2025年11月中旬〜12月上旬(前は11月下旬)
一般提供(全世界):2025年12月中旬〜2026年2月末(以前は11月下旬〜12月下旬)
なし Microsoft 365 apps for Macのスイートインストーラー16:Copilotアプリが含まれる変更 Macスイートインストーラーに、Microsoft 365 Copilotアプリのshim17を含めて展開を容易化。ユーザーはApplicationsフォルダからshimアプリを開くだけで、フルバージョンのCopilotアプリをダウンロード・インストール可能 一般提供(全世界):2026年2月中旬〜3月中旬
553223 Microsoft Teams:音声テザリング 手話通訳者が聴覚障碍者/ 難聴者を代表して発言する際、通訳者ではなく聴覚障碍者/ 難聴者本人に発言が帰属。キャプション、書き起こし、Copilotのメモなどが正しい発言者に紐づけ 対象リリース(全世界):2026年3月中旬〜3月下旬
一般提供(全世界、GCC):2026年4月上旬〜4月中旬

個人的にアツいアプデ4選

個人的にアツい内容は、以下の4つです。
特に1つ目は、Microsoft 365 サブスクリプションだけで利用可能、つまりMicrosoft 365 Copilotライセンスを持たないユーザーでも利用可能につき、要注目です。
Copilotを推進したい組織にとって嬉しい内容だと思います。
(3つ目と4つ目は、ポリシー上 Classic Outlookを使わないといけない組織もあるため、ピックアップしました)

ID 概要 補足説明 タイムライン
なし (更新)Copilot Chat:Outlook、Word、Excel、PowerPointの新機能 Outlookでは受信トレイ・カレンダー全体を対象に推論。Word、Excel、PowerPointにエージェントモードとエージェントを追加。Anthropic ClaudeモデルをWord/Excel/PowerPointエージェントで使用。Microsoft 365 サブスクリプションだけで利用可能 ロールアウト開始:2026年1月上旬~3月下旬
Outlook拡張:ロールアウト中
Excel/Wordエージェントモード:ロールアウト開始
なし (更新)メールトリアージ機能 自然言語コマンドでメールをピン留め、フラグ付け、アーカイブ、既読/未読マーク、タスク完了が可能。Copilot Chat(Workモード)経由で利用 パブリックプレビュー:2025年12月中旬~2026年1月上旬
一般提供(全世界):2025年12月中旬~2026年2月中旬(以前は1月下旬まで)
542186 Classic Outlook for Windowsで会議準備 Classic Outlook for Windowsに「会議の準備」機能を追加。メール、ドキュメント、タスクから会議コンテキストを提供 パブリックプレビュー:2026年1月下旬〜2月下旬
一般提供(全世界):2026年3月上旬〜3月下旬
542185 Classic Outlook for Windowsでスケジューリング Classic Outlook for Windowsで自然言語による会議スケジューリング。空き状況の特定、会議室予約、議題作成、招待送信が可能 パブリックプレビュー:2026年1月下旬〜2月下旬
一般提供(全世界):2026年3月上旬〜3月下旬

まとめ

今回のアップデートは、アクセシビリティの強化Microsoft 365サブスクリプションユーザーへの機能拡大が大きな特徴です。
特に、Microsoft 365 Copilotライセンスなしでも利用可能な機能が増えたことで、組織全体でのCopilot活用加速が期待されます。

  1. SharePoint Embeddedとは、任意のアプリケーションにMicrosoft 365のファイル・ドキュメント管理機能を組み込めるサービスです。

  2. パブリックプレビューとは、リリースの機能を一般の顧客に早期アクセスとして提供し、フィードバックを収集する段階を指します。

  3. ロールアウトとは、新機能やアップデートを段階的に顧客に展開していく段階を指します。

  4. Researcherエージェントとは、Microsoft 365 Copilotに搭載された、分析や調査用のAIです。

  5. インフォグラフィックとは、データや情報を視覚的に表現したグラフィックな出力です。

  6. 構造化文書とは、この場合決まった形式で入力する文書のことです。

  7. MCPとは、AIが外部のツールやデータと連携するときの規格です。

  8. UIウィジェットとは、ボタン、スライダー、入力フォームなどのことです。

  9. Copilot Chat(Workモード)とは、組織のデータ(例:ファイル、メール、チャット、会議)にアクセスできるモードです。

  10. モダンなモザイクレイアウトとは、この場合タイルのサイズや配置が不均一で、視覚的に変化に富んだレイアウトを指します。

  11. ターゲットリリースとは、Microsoft 365の新機能を一般公開前に早期に受け取るためのオプションです。

  12. GCC(Government Community Cloud)とは、米国政府機関およびその契約業者向けに設計されたMicrosoft 365環境です。

  13. GCCH(Government Community Cloud High)とは、より厳格なクラウド環境です。

  14. DoD(Department of Defense)とは、米国国防総省を指し、Microsoft 365 DoDはDoD向けの最高レベルのセキュリティ環境です。

  15. Microsoft Searchとは、Microsoft 365の検索機能です。キーワードを入力すると、インターネット上の情報のみならず、組織内の情報も検索可能です。

  16. スイートインストーラーとは、Microsoft 365の複数のアプリケーションを一括でインストールするためのパッケージです。

  17. shimアプリとは、フル版アプリケーションのダウンローダーとして機能する、軽量アプリケーションです。

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