きっかけ
仕事でちょっとしたデータ分析をすることになりました。内容はWebアプリケーションのログファイルを分析しアプリケーション内部で発行されているSQL文の処理時間を分析するというものです。
件数的にExcelでは処理しきれないため、何かいいツールないかなと思っていたところ、そういえばIBMのBluemixのアカウントをフリートライアルで登録していたことを思い出しました。
今回、実際に仕事に使えそうか勉強半分で利用してみることにします。
ツール探し
Bluemixのサービスの中に分析系のものがあったはず。
まずは、データを格納しておく場所を確保しようとしてデータベースを検索。
dashDBというのが良さそう。
- データ量の制限は大きいし、1GBまでは無料。(要確認)
- 解析のためのデータベースとして高速になっている(データウェアハウス用にチューニングされている)
- Rと組み合わせて分析できるようになっている
いくつかプランがありますが、まずはお試しなのでEntryを選択しました。月額5,250円に少しビビりましたが、今はBluemixのトライアル期間中なので無料のはず。クレジットカードも登録していないので引き落とされることもないはず。(1GBまでは無料っぽいし)
サービスを作ってみる
Entryプランを選択して、作成ボタンを押すと1分くらいでダッシュボードにdashDBのページが表示されます。
その画面に表示されている下のアイコン部分をクリックするとdashDBの管理用コンンソールページへ移動します。
画面左側にメニューが配置されていてデータベース操作ができます。
とりあえず、今回は、ここまで。
##次回
今回の操作で、Bluemix上にdashDBという分析用のデータベースが作成できました。次回は、dashDBの管理画面を操作してテーブル作成、データロードを実行していきます。
シリーズ一覧
1.BluemixでAnalytics 〜dashDBを作って見る
2.BluemixでAnalytics 〜dashDBにデータをロードしてみる
3.BluemixでAnalytics 〜dashDBをSQLで操作してみる
4.BluemixでAnalytics 〜dashDBをRから使ってみる
5.BluemixでAnalytics 〜dashDBにR Studioから接続してみる