IBM Blueworks liveでの権限設定あれこれ
「作成した業務プロセスを関係各位に共有したい!」
その時にネックになってくるのは、権限設定だと思います。
・支社単位で本社が実施している業務プロセスを開示したいが、閲覧のみにしたい
・現地特有の業務プロセスは自分たちで書けるようにしたい
など、プロセスによって権限の付与を変えたくなるのはよくあることです。
今回は、そういった要件の場合、IBM Blueworks Live(BWL)ではどのように設定をするのかをお伝えいたします。
まず、BWLではスペース(≒ファルダ)毎に権限を付与できます。
下記がスペースのデフォルト画面になります。
左側にある、「ユーザー」タブをクリックすると、ユーザー権限の設定が可能です。
デフォルトでは、「概要」タブとなっておりますが、その隣の「ユーザー」タブをクリックします。
すると、下図の画面が表示されます。ここで細かな権限設定が可能です。
AA支店のユーザーに特定のプロセスを閲覧のみにしたい
AA支店のユーザーに対して、すべての機能が使用できる権限(Editor)を持っていながらも、特定のプロセスは編集は許さず、閲覧だけにする設定方法を記載します。
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「AA支店」などのように、特定の「ユーザーグループ」を作成する。
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先ほどのスペース(私の場合は、「権限テスト」)に戻り、スペース内にある「ユーザー」タブをクリックし、AA支店ユーザーを追加する。右上にある「追加」をクリックし、「AA支店」の横にある+ボタンをクリックする。
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追加した「AA支店」に対して、下記のようにすべての編集権限のチェックを外すと、AA支店のユーザーに対しては出来上がったプロセスの表示のみとなり、編集ができないようになります。
以上のように作成したプロセスを見せたいけれども、編集はさせたくない、
だが、各自でプロセスも作成できるようにはしたい、といった要望に対しては、スペースでの権限設定とユーザーグループの作成で対応することが可能です。