前置き
Webサーバ系の知識殆ど無い状態からはたしてローカルにサクッとpukiwikiを置くことはできるのかという感じで始めたので色々間違ってる可能性があります あしからず
nginxのインストール
なんか色々できるらしいWebサーバ(雑)
http://nginx.org/en/download.html
から「nginx/Windows-1.10.0」をクリックしてダウンロード
終わったら適当な場所に(筆者の場合はドライブの直下に)解凍してインストールおわり 簡単
PHP7のインストール
pukiwikiはphpで動くのでこいつを入れないといけません
http://windows.php.net/qa/
ここから「VC14 x64 Thread Safe」のzip版を選んでダウンロード
(筆者環境が64bitだったので64bit版にしました)
終わったら適当な場所に解凍して配置
(筆者の場合はドライブの直下に「php7」という名前のフォルダを作って解凍後のファイル群を放り込みました)
nginxの起動
こちらを参考にしながら(というか、以下の作業はだいたいこのページ準拠です)
nginxをインストールしたフォルダでコマンドプロンプトを開いて
「start nginx」
を行いnginxを起動
もしnginxプロセスが立ち上がっていない場合、
エラーログを確認しつつSkypeによるポート80などの専有を疑う
PHP設定ファイルの作成
phpインストールフォルダ内にある
php.ini-development
というファイルをコピペしてphp.ini
として保存する
作法だそうです
php-cgiを起動
コマンドプロンプトでphpをインストールしたフォルダに移動し、
stat /b php-cgi.exe -b 127.0.0.1:9123 -c php.ini
を実行
nginxとphp-cgiの連携
nginx内の.phpにリクエストが送られた場合、
バックエンドで動作しているphp-cgiにそれを転送するための連携設定を行う
nginxインストールフォルダ/conf/nginx.confを開き
location / {
root html;
index index.html index.htm;
}
など書かれている項目の下辺りに以下の設定を入力する
location ~ \.php$ {
fastcgi_pass 127.0.0.1:9123;
fastcgi_index index.php;
fastcgi_param SCRIPT_FILENAME $document_root$fastcgi_script_name;
include fastcgi_params;
}
終わったら保存する
変更した設定を反映させるにはnginxを再起動させる必要があるので
コマンドプロンプトで
nginx -s reload
を入力しプロセスを再起動
nginxに.phpを一つ配置し、動作確認を行う
以下の記述を行ったファイルをnginxのhtmlフォルダにindex.php
という名前で保存する
<?php
phpinfo();
?>
ブラウザで以下のURLを閲覧し、情報が表示されることを確認する
http://localhost/index.php
終わったらpukiwikiつっこむために一旦別の場所にindex.php
ファイルは避けておく(削除してもよい)
pukiwikiのインストール
本題
ここからpukiwiki-1.5.1_utf8.zip
をダウンロード
解凍後、中のファイル群をまとめてnginxのhtmlフォルダに放り込む
入れ終わったらhttp://localhost/index.php
にアクセスしてpukiwikiが動作するか確認する
FrontPageがちゃんと表示されれば勝利
何かしら編集しようとすると凍結解除を要求されるので
管理者パスワードを使って凍結解除を行う
(管理者パスワードについてはpukiwikiの説明を読んでください)
凍結解除後、FrontPageとか編集して保存できたらもう大丈夫なはず たぶん
ひとりごと
あまり小難しい設定が特にいらなかった(ポート周りで手間取った程度)のでかなり雑な知識でもとりあえず手順さえわかれば導入自体は簡単に出来ました
外部公開していこうとか考えだすと色々設定気にしないといけないと思いますがまぁローカルってことでとりあえず動いたので満足
そしてnginx、かなり手軽に入れれるし動かせるので何かとwebサーバ系の勉強が捗りそうです
何かCGIゲームでも突っ込んで動かせないものか…SoSⅡとか…