概要
google play アプリ内課金のテストをする方法についてまとめました。
テストの方法
アプリ内課金をお金を使わずにテストをする方法ですが、ライセンステスター登録することで利用することができます。
使用する google アカウントをアプリ毎に設定することでライセンステスターになります。
通常の決済とテストの決済で異なること
支払方法は、「テストカード、常に承認」と「テストカード、常に不承認」のみとなる
- 承認とは、クレジットカードのオーソリゼーションのことだと思われ、決済が成功する/失敗するカードになります
- 初回購入時や継続時の決済失敗時の挙動を確認することができます
- 通常の決済手段は使用することはできなくなります
定期購入の更新間隔が変わります
- 迅速にテストできるように更新間隔が変わります
- 更新以外にも、アカウント保留期間や猶予期間、無料試用期間なども短縮されます
- 特定回数更新後に自動で解約されます
- https://developer.android.com/google/play/billing/test#subs
一時停止などの設定が適用されない
- 一時停止や再購入を利用するかの商品ごとの設定が適用されない
- ライセンスアカウントでは購入に関する全ての設定が有効となる
- ただし、この仕様は明記されていないため、変更されるかも（設定可能になるかも）
購入時の挙動
- 購入時の実装には特に特殊なものは必要にはなりません
- 商品選択後の OS の支払方法選択画面でテスト用の支払い手段を選択します
- 支払方法を変更するには、「テストカード、常に承認」をタップします
- 解約は、通常の操作と同様です。ただし、前述したとおり、手動で解約しなくても自動で解約されます。
その他ポイント
- テスト支払かどうかは、purchaseType で判断する
- ライセンステスターとなる google アカウントは、インストールアカウントに対してかかる
- 変更したい場合、他のアカウントを全てログアウトすることで切り替えられる