はじめに
SAPの認定試験でシナリオベースの試験を初受験してきたので内容を記載します。
事前に情報収集したところでは、試験中に自由にWeb検索やAIを使うことができるとの情報がありました。
正直、試験中にSAP Learningを見ることができるとなると、どこに重点を置いて試験勉強すればよいのかわかりません。
ということで、試験の流れや学習ポイントを把握するためまずは一回受けてみました。
試験結果から言うとやはり不合格だったのですが、色々わかったことがあったので記載しておきます。
ナレッジとして誰かの役に立てば幸いです。
試験の進み方について
- 試験はAIとの対話形式で進む
事前情報にもありましたが、AIと対話する形で進みました。
対話といってもQ→Aの流れ問題数分繰り返し、淡々と進んでいく形でした。
自分が回答するまでに、セッションの一時停止ができるので、回答が準備できたらセッションを再開にして回答していました。
- 時間内ならリトライできる
全問回答した後に不合格だった場合、画面右上に正答率とリトライボタンが表示されます。
不合格でも時間内であればリトライできるようで、時間も余っていたことから2回目を実施しました。
ちなみにリトライでも9割程度同じ問題がでたと記憶しています。
また、事前の情報収集では、試験が終わって数分後に合否がわかるという情報もありました。
試験によるのかもしれません。
- 試験終了直後、フィードバックが表示される
全問回答すると結果表示画面に[コーチング]と[分析]というボタンからフィードバックや改善点を確認できました。
具体的に書いてありそれなりに量があったのですが、リトライする時間が気になったので流し読み程度にしました。
フィードバックはリトライすると消えてしまうようなので、どこかに記録しておくとよいかもしれません。
反省点と勉強方法
ここからは試験を受けての反省と改善点です。
試験に合格したわけではないので、この内容を踏まえたら得点率があがるとか、そういった実績や保証のあるものではありません。
あくまで個人的にもっとこうした方がよさそう、ということを書いていきます。
- AI頼り切りの回答で合格は厳しそう
AIを回答に使うことを許容する試験形式であるとはいえ、わからない問題はAIの回答をそのまま読み上げるだけで合格できるほど甘くないようです。
シナリオベースの試験はより業務に近い状態で試験を行うことができますが、実際の業務ではAIの回答を鵜呑みにせず自分なりの解釈や深堀をしています。これは試験でも同じことが求められると感じました。
もちらん試験の知識内容を理解していることが前提ですが、AIの回答をどう伝えるか工夫が必要です。
- AI試験官はSAPのプロフェッショナルであると意識する
業務でお客様にサービスや製品の説明をするときは、できるだけ専門用語は避け、まずは概要から入る、具体的な深堀は質問があれば答える、などの話し方があると思いますが、試験では全く違った話し方が求められます。
相手はSAPの全知識を持ったAI試験官ですから専門用語や前提知識の説明は不要です。
AI試験官は熟練のSAPプロフェッショナルであることを前提に専門的な内容をガンガン話していった方が、得点はのびるような気がしました。
- 回答は準備してから話す
AIに聞いた内容を口頭で説明した部分に関して、過去の回答との重複や問題の意図とずれた回答がフィードバックされていました。
回答する前に話す内容の整理を行ったうえで回答するべきだったという反省です。
- 失敗した場合のフィードバックをメモしておく
試験は時間内であればリトライできますが、リトライ直後フィードバックは見れなくなってしまうようです。
そのため、フィードバックは全コピーしてAIにまとめさせることで、フィードバック改善とアーカイブを短時間で行えるのではと思います。
フィードバック量はそれなりにあるので、リトライするのであればゆっくり解釈して対策する時間はありません。
フィードバック改善でAIを使うのはよいかと思います。
最後に
私のフィードバックに記載されていたものを総合的にまとめると以下のような形でした。
実際のフィードバックは問題番号に紐づいており、かなり具体的でした。
・基本概念は理解できているが、回答が抽象的で具体的な機能、数値、構造が不足している
・過度に詳細な説明や隣接するトピックに踏み込んだ説明など、問題の意図とずれた回答となっている
・製品間連携の説明が不足している
・別々の質問で重複した回答が見られた(問の軸を中心に回答していれば重複しないはず)
要するに設問のキーワードに直接対応する構造だけを答え、隣接トピックには踏み込まない、ということのようです。
これらの内容を踏まえてまた再チャレンジしてみようと思います。