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MagicPodブランチ機能導入によるテスト運用最適化

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Last updated at Posted at 2025-12-21

はじめに

こんにちは、QAエンジニアのヨシナです。
MagicPodブランチ機能が追加されました!

従来は履歴機能を使ってテストケースを管理していましたが、煩雑さや品質保証の難しさなど、様々な課題がありました。
本記事では、MagicPodのブランチ機能によってQA運用がどのように最適化されたかをご紹介します。

ブランチ機能とは?

MagicPodのブランチ機能は、GitHubのようなテストケースのバージョン管理を可能にする機能です。ただし、Gitと比べると制限が存在します。

できること できないこと
mainからブランチを作成・マージ ブランチからさらに新しいブランチの作成
コンフリクト解決 共有ステップや共有UIの新規作成
共有UIの編集 テストケースや共有ステップの名前変更

image.png
ブランチの詳細・マージ画面。コンフリクトが発生した際は警告アイコンがテストケースにつき、「コンフリクトを解決」ボタンが表示される。

ブランチ機能リリース前の運用と課題

ブランチ機能がない頃は、UI変更に伴うテストケース更新時、以下の課題がありました。

手順 作業 課題
1 UI変更によるテストケース修正 修正中のテストケースを判別するため、タグで管理する必要がある
2 テストケースを履歴機能を使って元に戻す UI変更がmainブランチにマージされるまでテストが失敗する
3 リリース時に履歴機能でテストケースを最新バージョンにする テストケース数が多いと履歴切り替えが煩雑で、作業工数が増加

この運用は、テストケース更新が煩雑で、リリース前の品質保証にも大きな負担となっていました。

ブランチ機能による改善

ブランチ機能導入後は、以下の作業が不要になりました。

  • 編集中テストケースにタグを付けて管理すること
  • 履歴機能を活用したバージョン管理

また、GitHubと同様にブランチ運用ルールを設ける必要がありました。

運用ルール

シナリオ ルール
テストケース作成 mainで作成(タグで指定)
テストケース修正 1. ブランチを切る
2. 修正
3. 機能リリース前にmainへマージ
機能リバート 1. 履歴機能で修正前に戻す
2. 戻した状態からブランチを切る
3. 再リリース後にmainへマージ

ブランチ命名規則

シナリオ ブランチ名
QA修正 fix-qa/{チケット番号_修正内容} fix-qa/940_ログイン機能
機能リリース修正 GitHubブランチ名 feature/1234_feature_name
リリース修正 GitHubリリースブランチ名 feature/2468_release_20250812
リバート GitHubリバートブランチ名 revert-5678-fix/3829_branch_name

まとめ

ブランチ機能導入で、テストケースの更新がシンプルになり、安全に検証できる環境が整いました。
一方、下記のような課題が残されています。

  • テストケース修正のリバート
    リバート機能がないため、手動で修正前の状態に戻す必要あり
  • mainに反映された修正が取り込めない
    mainに他の修正が入っている場合、ブランチをマージした後にmainの変更の影響でテストが落ちる可能性あり

今後は、これら課題の解消や、「ブランチのブランチ作成」「共有ステップ対応」などのさらなる機能拡張に期待しています。


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