itemboxはデフォルトではページを跨いで使いことができません。
例えばitembox環境内に長い数式を書き込むと、ページの境界はこんな感じになります。
このような場合にはbreakitembox環境を使うと良いようです。
詳しくは下記の記事に記載されています。
https://muscle-keisuke.hatenablog.com/?page=1467446525
styファイルの置き場所に関しては、texコマンドを実行した際の
(/usr/local/texlive/2021/texmf-dist/tex/latex/jknapltx/mathrsfs.sty)
(/usr/local/texlive/2021/texmf-dist/tex/latex/carlisle/slashed.sty)
(/usr/local/texlive/2021/texmf-dist/tex/latex/here/here.sty)
を参考にすれば、パソコンのどこにstyファイルがあるかが分かる思います。
私の場合は
/usr/local/texlive/2021/texmf/tex/latex/
ディレクトリに集められているようです。
しかし、この記事通りにインストールしても、下記のようなエラーが出るかと思います。
! LaTeX Error: File `eclbkbox.sty' not found.
つまり、eclbkboxが存在しないようです。
こちらの記事
https://konoyonohana.blog.fc2.com/blog-entry-314.html
の「1.1インストール」にあるリンクからeclbkbox.styを取得できます。
あとは、先程のemathのstyフォルダに入れて、
sudo mktexlsr
を実行すれば、breakitembox環境が使えるかと思います。
ちなみに、Macの場合はファイルの移動などはターミナル上でやっても良いのですが、Finderの「移動」タブからコンピュータフォルダへ移動し、「command+shift+.」で隠しフォルダを表示させれば、Finderアプリ上からもファイルの移動ができます。