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Claude の公式 skill「skill-creator」で skill を作る・育てる

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Last updated at Posted at 2026-04-01

こんにちは!

この記事では、Claude の公式 skill「skill-creator」で skill を自分で作ったり直したりする方法を紹介します。
伝えたいことは次の3つです。skill とは何かskill と MCP それぞれの役割は何かskill-creator の入れ方と使い方です。とくに Claude Code を触り始めたばかりの人や「skill って聞いたことはあるけど中身は知らない」という人がいましたら、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

skill って何? どう使う?

skill は、Claude に「この仕事のときはこの手順を見て動いて」と渡す指示のまとまりです。SKILL.md というファイルに書いておくと、Claude がそれを参照して動きます。

呼び出し方は次の2つです。手動/ を付けて skill を読み込むか、会話の内容に合わせて自動で読み込まれるかです。手動で使う名前は SKILL.mdname に対応します。


ここまで読んで、MCP(Model Context Protocol) の名前を知っている人なら、「skill と MCP はそれぞれどんな役割があるの?」 と思うかもしれません。

ただし、同じ「拡張」でも、担っている役割は別物です。 大雑把に言えば、skill はエージェントに渡す手順・知識・ワークフローをファイルにまとめたもの、MCP はAI アプリとデータソース・ツール等をつなぐためのオープンな接続規約です。

MCP では別プロセスの MCP サーバーがツールやリソースを公開し、クライアント側の Claude がそれを呼び出します。Claude Code では両方を同時に使え、skill の本文に「必要なら MCP のツールで調べる」と書く、といった併用もよくあります。

Skill と MCP それぞれの役割

さきほどの説明を、役割・構成・動き の 3 点に整理したのが次の表です。

観点 Skill(Agent Skills) MCP
目的 手順・知識・文脈をAIに伝える 外部ツール・データソースに接続する
構成 フォルダ+SKILL.md サーバーが公開し、クライアントが接続
動き AIが読み込んで推論に活かす AIが呼び出して結果を得る

「手順と文脈は skill、外との接続は MCP」 と思っておくのがよいです。

skill のフォルダ構成と SKILL.md

1 つの skill は1 つのフォルダで、中に SKILL.md と、必要ならサブフォルダを置きます。

skill名/
├── SKILL.md          # 必須。いつ使うか+何をするか
├── scripts/          # 実行用スクリプト(任意)
├── references/       # 参照用ドキュメント(任意)
└── assets/           # テンプレートやアイコンなど(任意)

SKILL.md は、--- で囲んだ先頭(YAML frontmatter)と本文の2つでできています。frontmatter には namedescription を書きます。本文には、skill が呼ばれたあとに Claude が従う指示をマークダウンで書きます。

SKILL.md の例

---
name: explain-code
description: コードを図やたとえで説明する。コードの動きを聞かれたとき、「どういう仕組み?」と聞かれたときに使う。
---

コードを説明するときは、次の4つを含める:

1. **たとえで始める**: 日常生活の何かに例えて説明する
2. **図を描く**: ASCII で流れや構造を示す
3. **コードをたどる**: 何が起きるかを順に説明する
4. **落とし穴を1つ**: よくある勘違いやミスを挙げる

説明は会話調で。

name は、その skill の名前です。上の例では explain-code になります。手動でスキルを呼び出す場合は /explain-code の形で呼び出せます。

description は、どんな場面でこの skill を使ってほしいかを書く欄です。会話の内容が、ここに書いた説明に合いそうだと判断されると、自動で skill が動くようになります。ユーザーの言い方の例を具体的に書いておくと、狙ったタイミングで使われやすくなります。

skill-creator とは・入れ方

skill-creator は、skill を作る・直す・テストする・測るための公式 skill(プラグイン)です。

やりたいことに応じて いくつかのモードの中から選べます。

  • Create: 意図の整理・ヒアリング、SKILL.md のドラフト、テストプロンプトの作成
  • Eval: テストプロンプトでスキルあり/スキルなしを並列実行し、採点・集計・レビューで期待どおりか確認
  • Improve: フィードバックと採点をもとに SKILL.md などを直し、Eval を再度実行
  • Benchmark: Eval の採点結果を集約し、スキルありとスキルなしの合格率・時間・トークンなどを数値で比較

導入方法(Claude Code)(執筆時: v2.1.72)

  1. Claude Code で /plugin を入力
  2. Discover タブで「Skill Creator」または「anthropics/skills」を検索
  3. インストール
  4. /skill-creator が出れば完了

別方法として、/plugin install skill-creator@claude-plugins-official でもインストールできます(Claude Code でのプラグイン発見・インストール)。

skill-creator でやることの流れ(イメージ)

/skill-creator を実行すると、Create / Eval / Improve / Benchmark のいずれかのモードで進められます。おおまかな流れは次のとおりです。

新規で作る場合

  1. Create
    意図の整理(何をするか・いつ使うか・出力形式)を対話で行います。skill-creator がヒアリングし、フォルダ構成・SKILL.md のドラフト・必要ならスクリプトまで作成してくれます。
  2. Eval
    「このプロンプトで skill を動かしたとき、期待どおりか」を確認するテスト(eval)を 2〜3 個つくり、実行します。評価には出力品質(期待した結果になっているか)とトリガー精度(適切なときに skill が選ばれるか)の両方を見ます。実行は独立したエージェントで並列に行われます。ユーザーはテスト結果をレビューし、フィードバックを渡します。
  3. Improve
    フィードバックに基づいて SKILL.md を修正します。複数バージョンを比較する Comparator、改善案を出す Analyzer といった専用サブエージェントも使用できます。
  4. Benchmark
    同じ eval を複数回実行し、成功率・所要時間・トークン使用量などを計測します。ばらつきも確認できるので、モデルや skill を変えたあとに「本当に良くなったか」を確かめるときに使います。

既存の skill を直す場合

上記の Eval 以降から入ります(eval 追加・実行 → Improve → benchmark で確認、の繰り返し)。

まとめ

  • skill = Claude が参照する手順のまとまりです。手動では SKILL.mdname に対応する /スキル名 でskillを読み込みます。会話が frontmatter の description に合いそうなときは、自動で読み込まれることもあります。/skill-creator
  • 中身 = skill 用フォルダの SKILL.md(frontmatter + 本文)が必須で、必要なら scripts/references/assets/ を同梱します。
  • skill-creator = その skill を「作る・直す・テストする・測る」ための公式プラグインです。/plugin の Discover タブからインストールし、/skill-creator で起動します。

この記事をみて興味を持った方は、ぜひ skill-creator で、自分用の skill を作ってみてください。

参考リンク

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