はじめに
マルチタスクを効率化するために Windows 11 の仮想デスクトップを活用しているエンジニアの皆さん、こんにちは。
特定の仮想デスクトップでExcelを起動すると、直前にExcelが開かれていた仮想デスクトップで開かれてしまい「あ゛ー!」ってなりませんか?
本記事は、特定の仮想デスクトップ内で Excel を起動する方法の備忘です。
解決手順
Excelを別プロセスで起動するショートカットの作成
- [スタート] メニューの Excel を右クリック > [詳細] > [ファイルの場所を開く] をクリック
- 開いたフォルダー内の Excel のショートカットを右クリック > [送る] > [デスクトップ (ショートカットを作成)] をクリック
- デスクトップに作成されたショートカットを右クリック > [プロパティ] をクリック
- [ショートカット] タブの [リンク先] の欄の一番最後 (~excel.exe" の後ろ) に「 /x」を入力して [OK] をクリックする
※スラッシュの前には半角スペースが入ります
ショートカットを「送る」メニューに追加
- Windowsキー + R
- 名前の欄に
shell:sendto
のように入力して OK ボタンを押下 - SendTo フォルダーが表示されるので、先程デスクトップで作成したショートカットをこのフォルダに移動する。
(ショートカット名を『Excel(別プロセスで起動)』とするとわかりやすい)
Excelを開く
Excelを開くときに、コンテキストメニューの「送る」から起動する。
PowerPointはこの方法ができない
残念ながらPowerPointは別プロセスで起動するオプションがないため、この方法では解決できません。
最後に
この情報が誰かのちょっといいことに寄与したら嬉しいです!