3
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

QuicksightでAD認証

Last updated at Posted at 2023-10-16

Amazon Quicksight をActiveDirectory連携で使用するとどんな感じになるか

QuicksightをActiveDirectory(AWS Managed MSAD)の認証で構成する機会がありました。
ActiveDirectoryの認証で使用する場合のQuicksisghtの動きにが、あまり情報がなかったので、自分で気になったところをメモとして残しておきます。
BIツールとして、というより、ツールを管理する時に気になる点が多いです。

IAMユーザでログインしているブラウザでQuicksightのログインページ(quicksight.aws.amazon.com)に入ろうとすると、勝手にIAMユーザ側でログインしてしまう

別ブラウザかプライベートブラウジングで入る

一部管理メニューをクリックするとマネジメントコンソールのログイン画面に遷移してしまう

Manage assets
Manageasset.jpg

Manage usersのmanage role groupボタン
manage-role-group.jpg

Security & PermissionsのManageボタン
security-permissions.jpg

Manage VPC Connections
vpc-con.jpg

IAMに飛んでしまうこの辺りの管理作業はADのユーザからはできない模様
どの作業でIAMユーザでのコンソールログインが必要になるかはきにしたほうがよさそう

サインイン画面
image.png

ADユーザはQuicksightからどう見える?

ログインすると、Quicksightの「Manage Users」に出てくる
ログインして初めてQuicksightのユーザとしてカウントされる模様
QS_ManageUsers.jpg

表示されたのはAdmin権限とAuthor権限のユーザだけだった
またInactiveUsersにはいつ移動するのかはまだ不明(月毎課金だから、一月ログインしないと月跨ぎでInactiveに移動される?<-未確認)

QuicksightからAD上のパスワードを変えたい

パスワード変更するインターフェースはない
唯一できるとしたらログイン画面の「パスワードを忘れた時」からパスワードのリセットでやる
パスワードのリセットはリセットするためのメールが飛ぶタイプなので、ADのユーザにメールアドレスを登録する必要がある。
image.png

QuicksightからAD上のパスワードをパスワードリセットで変更する時

新しいパスワードを入力する画面がでるが、Quicksight組み込みユーザの場合のパスワードポリシーを要求されてしまう(ActiveDirectory側で設定したポリシーではない)

image.png

Quicksightのパスワードポリシー
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/signing-in.html
image.png

わかったこと

・Quicksightを運用する際には、Quicksight上のAdmin権限での運用管理と、IAM権限での運用管理を併用する必要があることを考えて運用を設計することが必要。
・Quicksightでは認証に使っているADのパスワード変更はできない。パスワードリセットの仕様はAD側ポリシーとうまく整合しないのでいまいち。

3
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?