背景
- EC2のt4gインスタンスはコスパが非常に良いらしい(AWSによればt3との比較でコストは20%減、性能は40%増)
- なので、自社パッケージの新規クライアント用のサーバとして利用したい
- CPUがx86でなく、ARMなので、既存x86ベースインスタンスのAMIは利用できない。またミドルウェアが動作するかが要確認とのこと
で、やってみました。
評価日
2021年2月6日
環境
- t4g.micro
- Amazon Linux 2 (ARM)
- 東京リージョン
動作したもの
うちのパッケージに必要な以下は一通り動作しました。特にはまることもなかったですが、
一番、心配していたのは定期的にエラーに見舞われるCertbot(LetsEncrypt)でしたが何の問題もありませんでした。
本番採用に向けて詳細なテストはこれからですが、いけそうな予感。
- Java8 (OpenJDK 1.8.0_272)
yum install java java-1.8.0-openjdk-devel
- Python 3.8.5
sudo amazon-linux-extras install python3.8
- boto3
- Apache 2.4.46
- http2で動作(mpmはpreform => event)
- 仮想ディレクトリ
- MySQL Client 8.0.23
sudo yum localinstall -y https://dev.mysql.com/get/mysql80-community-release-el7-3.noarch.rpm
sudo yum-config-manager --disable mysql57-community
sudo yum-config-manager --enable mysql80-community
sudo yum install -y mysql-community-client
- Certbot (Apache版)
# EPEL有効化
sudo amazon-linux-extras install -y epel
# Apache版インストール
sudo yum install certbot python2-certbot-apache
# 証明書取得(事前にドメイン割当、ポート開放、httpdを設定済)
sudo certbot --apache -d ドメイン -d www.ドメイン ... --agree-tos --debug
- AIDE
- その他
- aws cli 1.18.147 Python/2.7.18 ※最初から入ってました
- git 2.23.3
- mailx
- AWS SESをSMTPとして送信