mf-tag-write 暫定 flac 対応
mf-tag-write に flac ライブラリを暫定追加しました。
mf-tag-write は音楽ファイル .mp3 .m4a .oma のタグを書き換える Emacs 用の関数です。
使い方は変わらないので mf-tag-write を投稿したときの記事を参照してください。最後にまとめてリンクしておきます。
勿論 mf-tag-write を呼んでいるインタラクティブなインターフェイス wtag や taged も flac 対応になり、諸々のバグフィクスをした最新の関連関数を同梱しています。
どこが暫定なのか
結論から云うと Seek Block の書き換えする関数の動作確認がされていないからです。
flac にも AAC(mp4) のようにパケ単位でデータを読めるようにシークテーブルがあるのですが、flac の場合は任意でありあってもなくてもいいことになっています。
このブロック(テーブル)は再生の安定性やBG再生を補助するためのもので、無くても再生そのものができなくなる訳ではないので、このブロックをデータにつけるつけないはエンコーダ側に委ねられています。
なのでソニー製品でエンコードした flac だとシークブロックがありません。
ゼロフィルしたダミーのシークブロックをつけて Walkman で試しても再生に問題が無いので、テーブルの参照もしていないようです。
そんな訳で自分の環境では実証テストができず、果たして正しく実装できているのかどうかイマイチ自信がなく暫定対応ということになっています。
ちなみに foobar2000 でも試しましたがこちらもシークブロックを見てないようで、ダミーのブロックのデータでも問題なく再生できてしまいます。
あと flac はアートワークをいくつも持てるようですが、はじめのひとつしか見ていません。
Changes
Sat Sep 26 08:50:14 2020
アーカイブのロケーションを移動。
Sat Aug 22 09:18:21 2020
このページ意外と見られていたので、zip のリンクをバグ修正された最新のものに差替ました。