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基本情報技術者試験 合格体験記 【文系・IT未経験】

Last updated at Posted at 2022-05-10

北海道をこよなく愛するピーターです。
取得から時間が経っておりますが感想を共有したい思いに駆られたので体験記を書きたいと思います。

取得日

2022年11月に受験をして、令和3年度下期に合格しました。
したがって、この記事は、半年前の記憶を呼び起こしながら書いた記事になります。ご了承ください。

僕のスペック

・文系
・プログラミングを初めて2ヶ月(受験当時)
・前職は営業

学習期間

プログラミングを始める前から、換言するとアークエルに転職をするため前準備として、入社前から勉強をしていました。
それを含めると3ヶ月くらいだと思います。
これまたAWS SAA を取得したときと同様に適当に勉強してしまっていたので正確な期間はわかりません。
ただ、試験前1週間でうおー!と頑張った記憶があります。

学習方法

キタミ式と過去問道場を反復しました。
キタミ式
過去問道場

心がけていたことは、同じ問題を「2回以上」「時間を空けて」解くことです。

2回以上

理解したつもりになることを避けるためです。必ずもう一度解くように心がけました。

時間を空けて

かの有名なエビングハウスの忘却曲線を意識した取り組みです。
僕なりの理解を述べると、記憶を定着させるためには、覚えたことを一度忘れる必要があるということです。脳は不思議ですね。このメカニズムを使うために、時間を空けて取り組みました。忘れた頃にもう一度解くのが効果的です。
具体的には1日くらいです。1日あれば人間すぐに忘れます。画像元
d6ec6d272b4999a33c067fbf0f7f46ec.jpeg

午前試験の対策

午前試験に関しては、ただ問題を解いていればそれで受かると感じました。なぜなら、ほとんど過去問から出題されるからです。
過去問の問題数を見ると多いように感じますが、1問にかかる時間はさほど多くないので、問題数にしては時間はかからない印象です。
過去5年分くらい解けば十分だと思います。

午後試験の対策 ~アルゴリズムにフォーカスを当てて

なんといってもアルゴリズムが鬼門です。午後試験は選択問題ですが、アルゴリズムは必須選択です。避けては通れません。
なぜ鬼門かというと、時間がかかることに加え、コンピュータがやる計算を自分の脳で行わなければならないからです。

後者の理由について、具体的には変数を自分で管理する必要があるということです。
とある処理を5回繰り返すとします。その処理の中でiという変数の値は毎回異なります。これが問題に出題される時、
「3回目のiの値はなんですか」といった形で問われます。これがなかなか骨が折れます。実際の出題(参考)

アルゴリズム対策としては3つ挙げられます。

アルゴリズムの考え方を事前に知っておく 初見にしない

基本情報で出題されるアルゴリズムは基本的なものです。バブルソート、クイックソートなどです。これらはキタミ式にも書いてあります。
これらを、出題されたときに初見とせず、「ああ、これはこのアルゴリズムだな」と思えるようにしておきます。そうすれば、脳に負担がかかりません。解きやすいはずです、時間もかからないはずです。

脳内だけではなく紙に書いてみる

アルゴリズムの分野はなかなか脳内だけでは解けないものです。アルゴリズムを上から読んでいって、変数が現れたら紙に落としましょう。コンピュータがメモリを消費して変数を管理するのなら、僕たち人間は紙を消費して変数を管理しましょう。

ビビらない

メンタル的な対策ですが、重要だと思います。アルゴリズムは難しいから解けないなんて先入観を捨てます。解くしかないのだから解けないなんて考えは切り捨てましょう。
1つ目の対策をしていれば、未知のアルゴリズムにも対応できるはずです。ここがコンピュータと人間の違いです。言われたことしかできないコンピュータに一矢報いるためには、臨機応変さを見せつけるしかありません。頑張りましょう。

アルゴリズムさえ解ければ、他の選択科目は参考書を眺めたときの知識で乗り越えられるはずです。

終わりに

IT初心者でもなんとか合格できました。やればできる。

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