4
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

iOS で体温記録する

Last updated at Posted at 2021-05-12

体調管理の一環で、体温を記録しようと思っても、
どのアプリを選んだら良いか迷ってしまう、という私のための記事です。

↓こんなことがやりたい
ios_shortcut_011.jpeg

おことわり。
体温情報は、個人の健康に関連する機微情報の一つだと考えています。どこに保存すべきか、そもそも保存するべきかの判断は、個々人で配慮いただければと思います。本記事の趣旨としては、iOS ショートカットでこんな使い方もできる、というアイデアの一例のご紹介です。

閑話休題。

いわゆる普通の体温計 (水銀じゃなくても) で体温測るのですが、記録をどこに残そうか、そのためにわざわざアプリ入れるのも、高機能な体温計を探すのもなぁ・・

そうだ、ヘルスケアアプリに直で記録してしまえ。

iPhone などの iOS の機能の ショートカットヘルスケア アプリでお手軽に実現できたので、ご紹介まで。
なお、期せずしてノーコードっぽい感じなので、スクリーンショット多めです。

それではさっそく iOS で「ショートカット」を開きます。

1. 入力フィールドの作成

右上の+マークから新規ショートカットの作成を開始します。

アクションを追加を選択すると、いくつか選択肢が出てきます。
ios_shortcut_002.jpeg

検索フィールドに「入力」と入れ、候補が絞り込みされるので、「入力を要求」を選択します。

ios_shortcut_003.jpeg

「プロンプト」を「体温」に、「テキスト」を「数字」に変更します。

入力を表示を増やすを選択すると、入力ルールを調整することもできます。

ios_shortcut_005.jpeg

2. 「ヘルスケア」への書き込み

下部の+から、ステップを追加します。
今度は、「ヘルスケアサンプルを記録」を追加します。

「種類」の指定

「種類」を「体温」に変更します。

ここで、ヘルスケアアプリへのアクセス許可を確認されます。

ios_shortcut_006.jpeg

一度、「ショートカット」アプリから「設定」アプリへスイッチし、
プライバシー - ヘルスケアから、
「ショートカット」からの書き込みを許可します。
(今回の用途では読み出しは不要です)

ios_shortcut_007.jpeg

「値」の参照と適用

ショートカットの作成画面に戻って、「値」を指定します。

マジック変数 (杖っぽいアイコン) をクリックすると、
直前の入力ステップの下に指定入力という項目が現れるので、これを選択します。

ios_shortcut_008.jpeg

「日付」の指定 (とタイムゾーンを意識したフォーマット)

日付を、「現在の日付」にします。

ios_shortcut_009.jpeg

このままだと、私の iPhone では、記録日時が期待通り動かなかったので (12 時間ずれてたりする)、日付フォーマットをカスタムフォーマットに変更の上、
yyyy-MM-dd HH:mm:ss Z」を指定します。

ios_shortcut_010.jpeg

3. テストラン&保存

右下の再生ボタン (横向き三角) を選択すると、入力プロンプトが現れるはずです。
体温の数値を更新して、実行すると、ヘルスケアへの記録が実施されます。

最後に右上の次へを選択し、ショートカットに名前をつけて、完成です。
実行するとこんな感じ。
ios_shortcut_012.jpeg

記録された結果は、ヘルスケアアプリの体温を確認すると、
冒頭のようなグラフ表示 (最初は点しか無いと思いますが) に反映されていることが確認できるかと思います。

ios_shortcut_011.jpeg

だいたい 10 分くらいでそれなりの形になるかと。
あとは工夫次第で、どうぞ。

4
0
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?