👀概要
パーソルホールディングス エンジニアリング部 Product Engineering室のR.H.です。
この記事では、Amazon Bedrock 経由でClaude CodeのVS Code拡張機能を使うための設定手順についてご紹介します。
👨👩👧👦対象者(Who)
- Claude Code を Amazon Bedrock 経由で使いたい方
- VS Code の拡張機能から Claude Code を動かしたい方
- CLIでの操作にストレスを感じている方
📌関連リンク
※ 本記事の設定値(リージョン、プロファイル名、モデル ID など)は一例です。必ず自分の AWS アカウント・組織で有効な値に読み替えてください。
🗒️目次
📝 内容
CLI と拡張機能の違い
私はもともと Bedrock 経由の Claude Code を CLI(ターミナル) で使っていました。しかし、文字化けなどの問題が発生したり、単純な読みづらさのようなものも感じていました。そのため、VS CodeのClaude Code拡張機能を導入することにしました。
画面イメージの違いは以下の画像を参照してください。(拡張機能にすることによって、Claude CodeのマスコットキャラのClawdがいなくなるのは少し寂しいですね、、)
CLI(ターミナル)の画面
VS Code 拡張機能の画面
本記事では、この拡張機能の導入手順についてご紹介します。
全体像
Bedrock 経由で拡張機能を動かすために必要なのは、次の3つの情報です。
| # | 設定項目 | 設定場所 | 役割 |
|---|---|---|---|
| ① | Bedrock 利用の明示 |
~/.claude/settings.json の env ブロック |
Anthropic ではなく Bedrock 経由であることを Claude Code に教える |
| ② | AWS への認証 |
~/.aws/credentials など(AWS 標準の場所) |
実際に AWS へアクセスするための鍵 |
| ③ | ログイン画面を出さない設定 | VS Code の設定 claudeCode.disableLoginPrompt
|
拡張機能の「サインイン画面」を抑制し、Bedrock 設定を使わせる |
拡張機能のインストール後、これらの設定をひとつずつ見ていきます。
セットアップ手順
拡張機能をインストールし、続けて Bedrock で使うために必要な3つの設定を行います。
拡張機能のインストール
まずは VS Code に拡張機能を入れます。
- VS Code で拡張機能ビューを開く(Mac は
Cmd + Shift + X、Windows / Linux はCtrl + Shift + X) - 検索欄に
Claude Codeと入力し、以下拡張機能のInstall をクリック
インストールが完了すると画像のようなClaudeのマークが表示されるようになります。

インストール後に拡張機能が表示されない場合は、VS Code を再起動するか、コマンドパレットで「Developer: Reload Window」を実行してください。
Bedrock で使うために必要な3つの設定
ここからは、インストールした拡張機能を Bedrock 経由で使うために必要な3つの設定を行っていきます。
1. Bedrock 利用の明示
まずは、Bedrock 経由であることを明示します。
この設定項目は~/.claude/settings.json に直接書きます。 env内の CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK を 1 にすることで Bedrock 経由であることを明示することができます。
// ~/.claude/settings.json
{
"env": {
"CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK": "1", // Bedrock利用のフラグ
"AWS_REGION": "us-east-1", // リージョン
"AWS_PROFILE": "your-profile-name" // AWS プロファイル名
}
}
モデルの ID を固定する
使うモデルを固定したいときは以下も env に足します。指定しないと opus / sonnet といった別名が Claude Code 内蔵の既定モデルに解決され、バージョンが意図とずれることがあります。
"env": {
"ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL": "us.anthropic.claude-opus-4-8",
"ANTHROPIC_DEFAULT_SONNET_MODEL": "us.anthropic.claude-sonnet-4-6",
"ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL": "us.anthropic.claude-haiku-4-5-20251001-v1:0"
}
モデル ID 冒頭の us. はリージョンごとに変わります。自分の環境で有効な値に合わせてください。
2. AWS への認証
次にAWSへの認証を行います。Claude Code は AWS SDK のデフォルト認証チェーンを使います。つまり Claude Code 専用の認証は不要であり、AWS CLI が使えている鍵をそのまま利用します。
認証の手段は複数あり、次のような方法が使えます。
-
アクセスキー(AWS へアクセスするための鍵。
~/.aws/credentialsに保存して使う) -
AWS SSO(IAM Identity Center)(
aws sso loginでブラウザ認証) -
Amazon Bedrock API キー(
AWS_BEARER_TOKEN_BEDROCKに設定) - IAM ロール(EC2 など AWS 上で動かす場合は自動で認証)
拡張機能はCLIと同じ ~/.claude/settings.json とAWS認証情報を共有します。そのため、上記認証方法はいずれもCLI版と拡張機能で同じように使えます。本記事では、この中でアクセスキーを使う方法を紹介します。
アクセスキーは、プロファイル(~/.aws/credentials に名前を付けて保存した認証情報のまとまり)として登録して使います。「1. Bedrock 利用の明示」で設定した AWS_PROFILE が、このプロファイル名に対応します。
プロファイルを作成する
aws configure で、プロファイルにアクセスキーを登録します。
aws configure
# AWS Access Key ID / Secret Access Key / リージョン を対話式で入力 → プロファイルに保存される
入力した内容は ~/.aws/credentials に保存され、AWS_PROFILE で指定したプロファイルとして読まれます。
# ~/.aws/credentials
[your-profile-name]
aws_access_key_id = ...
aws_secret_access_key = ...
MFA(多要素認証)を使う場合
上記のアクセスキーは永続的に有効な鍵なので、漏れると無効化するまで使われ続けるという弱点があります。そのためMFA(多要素認証。スマホのコードなど)で一定時間だけ有効な一時キーを使うことがあります。
MFAを使う場合、鍵に aws_session_token が加わり、これが時間経過で失効します。
# ~/.aws/credentials
[your-profile-name]
aws_access_key_id = ...
aws_secret_access_key = ...
aws_session_token = ... # ← 一時キー特有。これが失効する
- 失効したら再認証して
~/.aws/credentialsを新しい鍵で上書きすれば復帰します(取得方法は自分の環境の手順に従ってください)。 - 場合によっては、Claude Code を新しいセッションで開き直し、会話履歴から続きを引き継ぐ必要があります。
3. ログイン画面を出さない
最後にログイン画面を出さないための設定を行います。拡張機能を初めて開くと「How do you want to log in?」というサインイン画面が出ます。Bedrock を使うときはこの画面を出さないようにします。
これは Claude Code 側ではなく VS Code 側で設定を行います。次の手順でサインイン画面が出ないようにします。
- VS Code で設定を開く(Mac は
Cmd + ,、Windows / Linux はCtrl + ,) - 検索欄に
Claude Code loginと入力 - Disable Login Prompt のチェックを入れる
設定ファイル(settings.json)で直接書く場合は次のキーです。
// VS Code のユーザー設定
"claudeCode.disableLoginPrompt": true
動作確認
ターミナルで以下を実行します。メッセージを送信せずに、今どのプロバイダで認証しているかが分かります。
claude auth status
出力例:
{
"loggedIn": true,
"authMethod": "third_party",
"apiProvider": "bedrock"
}
-
"apiProvider": "bedrock"… ここで Bedrock 経由であることが確認できます。 -
"authMethod": "third_party"… 認証方法が Anthropic ではなく第三者プロバイダ(=Bedrock)で認証していることを指します。
ここまで来たら、拡張機能から Claude Code のセッションを開始して、実際に会話を始められます。
まとめ
Amazon Bedrock 経由で Claude Code の VS Code 拡張機能を使うには、次の3つを設定します。
| # | 何を | どこに |
|---|---|---|
| ① |
Bedrock を使う設定(CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK など) |
~/.claude/settings.json の env
|
| ② | AWS への認証(アクセスキーなど) |
~/.aws/credentials など(AWS 標準の場所) |
| ③ |
ログイン画面を出さない設定(claudeCode.disableLoginPrompt) |
VS Code の設定 |
最後になりましたが、今回の記事がみなさまの活動に参考になれば幸いです。




