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VirtualBoxの仮想環境でCentOSにSSH接続する方法

Last updated at Posted at 2019-08-17

はじめに

Linuxを使うために、CentOSを使いたいという方は多いのではないですか?
かくいう筆者もCentOSを使って、Apacheサーバーを起動したい、そもそもLinuxを扱ってみたいというおもいがありました。
mac CentOSなどと調べると、多くの参考となる記事があると思うのですが、自分自身かなりつまづいたのと、個人の備忘録として、こちらの記事を残そうと思い執筆しました。

環境

前準備

VirtualBoxがインストールされていることが条件です。
こちらではインストールの方法を解説しませんので、他の記事を参考にインストールしてください。
VirtualBoxの公式ページ

CentOS7のインストール

こちらの記事が大変参考になりました!
MacでVirtualBoxを使ってCentOS 7をインストールしてみた

こちらの記事を元に、CentOS-7-x86_64-DVD-1810.isoをインストールしてください

VirtualBoxの設定

早速、VirtualBoxの設定に移りましょう!
まずはVirtualBoxを開いてください。下記のような画面が開かれるかと思います。
(筆者の場合色々試したため、左のサイドバーにたくさん設定ファイルがあります)
Screen Shot 2019-08-18 at 0.26.23.png

ヘッダーのNewをクリック
下記のモーダルが出現するので、NameをcentosSsh(こちらは任意の名前で)、typeはLinux、VersionはRed Hat (64-bit)に設定します。
その他はデフォルトのままでOK。
(もしも写真と違う設定の場合、同じものにしてください)
設定したらcreateをクリック。
Screen Shot 2019-08-18 at 0.32.05.png

次のモーダルはデフォルトのままでOK
そのままcreateをクリック
Screen Shot 2019-08-18 at 0.36.15.png

下記のように、設定ファイルが保存されました!
(サイドバーの一番下に表示されています)
Screen Shot 2019-08-18 at 0.38.08.png

ネットワークの設定

左上のFileからHost Network Managerをクリック
下記のモーダルが出現します。
Screen Shot 2019-08-18 at 0.41.04.png

モーダルの左上のCreateをクリック
Configure Adapter Manuallyにチェックを入れて、IPv4 Addressに192.168..と設定。
筆者と同じように、
192.168.56.1`と設定。
Applyをクリックしてモーダルを閉じます。
Screen Shot 2019-08-18 at 0.41.04.png

先ほど設定したcenosSshをクリックして、Settingsをクリック。
出現するモーダルのNetworkをクリックして、Adapterの設定をします。
Adapter1では、Enable Network Adapterにチェックを入れて、Attached toをNATに設定
Screen Shot 2019-08-18 at 0.47.18.png

Adapter2の設定に移る。
先ほど同様にEnable Network Adapterにチェックを入れて、Attached toをHost-Only Adapterに設定。
nameに先ほどHost Network Managerで設定したnameに設定。
(筆者の場合はvboxnet2。初めての設定の場合はvboxnet0になっていると思います。
Screen Shot 2019-08-18 at 0.51.00.png

okボタンを押して設定を終了します。
VirtualBoxの設定は一旦ここで終わりです。お疲れ様でした。

VirtualBoxを立ち上げて、CentOSをインストールする

先ほど作成したcentosSshを右クリックして、start->Normal Startをクリック。
Screen Shot 2019-08-18 at 0.52.57.png

ここからは画面がめちゃくちゃ小さくなります(僕だけ?)
次のモーダルでは、インストールしたCentOS7をフォルダーから選択する。
startを押して次へ。
Screen Shot 2019-08-18 at 0.54.18.png

ここからは基本的にコマンドでの操作になります。Shiftで選択して、とEnterで次に進みましょう。
Install CentOS7を選択してクリック。
Screen Shot 2019-08-18 at 0.57.46.png

色々な言語があると思うのですが、検索からjapanと入れて、日本語を選択。
選択したら、続行をクリック。
Screen Shot 2019-08-18 at 1.00.58.png

ちょっと下の方に「インストール先(D)」というものがあるので、そちらを選択してクリック。
Screen Shot 2019-08-18 at 1.02.08.png

何も設定は変更せず、左上の完了をクリック。
Screen Shot 2019-08-18 at 1.03.08.png

右下の方に「インストールの開始(B)」ボタンが出現するので、それをクリック。
Screen Shot 2019-08-18 at 1.04.02.png

インストールを待っている間暇なので、rootのパスワードを設定しましょう!
「ROOTmのパスワード(R)」をクリック。
Screen Shot 2019-08-18 at 1.05.49.png

任意のパスワードを設定して、左上の「完了」をクリック。
Screen Shot 2019-08-18 at 1.07.05.png

ダウンロードが終わったら、右下の「再起動」をクリック。
Screen Shot 2019-08-18 at 1.08.47.png

しばらく何もせずにいると、CentOSへのログインを求められるので、
Login:ではroot、
Password:では先ほど設定したパスワードを入力。
Screen Shot 2019-08-18 at 1.10.53.png

[root@localhost ~]#と表示されればログイン成功です!
お疲れ様でした。あともう一息です!

CentOSのネットワークの設定

CentOSにログインした状態で、Shellにnmtuiと入力。
下記のようになります。
Screen Shot 2019-08-18 at 1.13.17.png

Edit a connecttionで先へ進みます。
下記のページに移ります。
Screen Shot 2019-08-18 at 1.14.05.png

まずはenp0s3から編集しましょう。
いじる箇所の説明のみします。
IPv6の箇所をAutomaticからIgnoreへ。
Automatically connectにチェックを入れる(スペースでチェックが入ります)。
OKで設定を終了。
Screen Shot 2019-08-18 at 1.17.28.png

続いて enp0s8の設定。
こちらもいじる箇所のみ説明します。
IPv4をAutomaticからManualに。
<show>をクリックして、詳細を開く。
Addressesの箇所に先ほど設定したアドレスより大きく、255.255.255.0未満のIPアドレスを設定。
筆者のように、192.168.56.11/24と設定しておけばOKです(写真と違いますが、左のテキストが正しいです)。
先ほど同様、IPv6はIgnoreAutomatically connectにチェックを入れる。
nmtuiの設定は以上です。
Screen Shot 2019-08-18 at 1.18.55.png

下記のコマンドを打って、設定を反映させます。

# systemctl restart NetworkManager 
# systemctl restart network 

ここからはいよいよssh接続です。
macのターミナルを開きましょう。

ターミナルで、先ほど設定したIPアドレスでssh接続

$ ssh 192.168.56.11

何か聞かれるので、yesと答えましょう
その後、パスワードを求められるので、設定したrootのパスワードを入力します。
Screen Shot 2019-08-18 at 1.41.34.png

上記の画像のようになっていたら成功!

長い間お疲れ様でした。
ここからCentOSが扱えるようになります。

参考文献

MacでVirtualBoxを使ってCentOS 7をインストールしてみた

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