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PyCon APAC 2023参加レポート(2日目) #pyconapac

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この記事はPyCon APAC 2023 2日目のレポートです。

オープニング & キーノート

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昨日のメモリー(物理)の落とし主はまだ見つかっていませんでした。

2日目のキーノートスピーカーはLorena Mesaさん。タイトルは「Through the looking glass: 10 years of Python Organizing Lessons and Tribulations」です。

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10年Pythonコミュニティに携わった経験から得たものについてのお話でした。
「Obama 08」という選挙キャンペーンにデータサイエンティストのインターンとして参加していた経験、ChiPy(Chicago Python User Group)に携わった経験を活かして、「シビックテック」という、テクノロジーを使って社会問題を解決する活動に取り組んでいるとのこと。
新しい技術は使い方を誤ると社会に悪影響を与える可能性があるので、「データの倫理」について考えることが重要であると強調されていました。
Pythonコミュニティは今あるチャレンジだけでなく、未来のチャレンジ(技術の正しい使い方とは何か考える)ことも必要と話されていました。

バイタリティにあふれて何事も楽しんで取り組む方のような印象を受けました。

メモリプロファイラMemrayのススメ

スピーカーはManabu TERADAさん。

メモリプロファイラMemrayについての解説でした。

このセッションの内容はGihyoさんの『Python Monthly Topics』というWeb連載の2023年6月号でTERADAさんが執筆した記事がベースになっているので、以下記事も読むことをお勧めします。
https://gihyo.jp/article/2023/06/monthly-python-2306

結果が同じだけどコードの書き方が違うコードを計測すると、メモリ消費量の推移の仕方が異なっているのをグラフで確認できるのは見ていて楽しいです。
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Jupiter Integrationもあるようなので、データ解析をやる際に強力なツールになりそうです。

pytest-memrayはPytestの拡張で、指定したメモリ容量を超えたテストを失敗扱いにできるようなので、いろんなアプリケーションにも導入できそうだなと思いました。

ランチ

今日のランチはこんな感じです。
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ちなみに、台湾の方と少しお話しましたが、ビビアン・スーは台湾でも有名なのかと思っていて名前を出したら全く通じなくて、写真を見せたら「ああ、徐 若瑄(シュー・ルオシュエン)ね」、と仰っていました(ちなみに徐 若瑄は台湾でも有名人らしいです)。

スポンサーブース

今年のスポンサーブースラリーの特典はタオルでした。

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弊社 株式会社hokanのブースは予想を大幅に上回る来場者数だったようです。ありがとうございました。

(写真はノベルティグッズ)

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ポスターセッション

昨日に引き続き、「Python Boot Campの紹介 - あなたの街で開催しませんか?」というタイトルでポスターセッションもやってきました。

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会場に来ているPython Boot Camp関係者が集まって記念撮影もしました。

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前回記念撮影したのは2018年なので、約5年ぶりの撮影となりました。

おやつタイム

ポスターセッションをやっていたら食べ損ねました :innocent:

ご当地グルメマップを作ろう。

スピーカーはHiroshi Sanoさん。

PythonチュートリアルイベントPython Boot Campの参加者が次にチャレンジできる課題がないか考えて、地元のご当地ブルメのマップを作るプログラムを作ってみたとのことです。

requests、bewutifulsoup4を使って富士宮やきそば学会の公式サイトをスクレイピング。
スクレイピングの注意点として、Webスクレイピングは短時間で多数アクセスしない、サイトの規約やポリシーを守るのが大事とのことです。
スクレイピングで取り出したデータはCSVファイルに変換。
CSVファイルへの出力は標準の csv モジュールを使うと簡単に書けるそうです。
そして、CSVファイルをGoogleマイマップに登録し、地図上でどこにどんな店があるのか確認できるようにしたそうです。

実用的な上にPython初学者がチャレンジしやすい題材なのはいいですね。Python Boot Camp参加者の方はぜひ参考にしていただきたいお話でした。

LT・クロージング

最後はLT・クロージング。

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メモリー(物理)の落とし主が最後まで見つかりませんでしたが、この後見つかるといいですね。

参加者総計は約700名とのことです。
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来年のPyCon APAC開催地はインドネシア、日程は10月25日〜27日に決まりました。来年の日本は通常通りPyCon JPとして開催します(日程は9月を予定)。
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これでPyCon APAC 2023は終了です。お疲れ様でした!

パーティ

パーティではPyCon APAC 2023のオリジナルビール「BPython」が振る舞われました。飲みやすくて美味しいビールでした。

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最後に

これでイベント本体は終了ですが、明日はスプリントがあります。私はスプリントリーダーとしてPython Boot Campテキストの改善を行うので、興味がある方はぜひご参加ください。
また、スプリント終了後はUnofficial Partyがあるので、都合が合う方は以下に参加登録をお願いします!
https://connpass.com/event/300385/

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