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【ポエム】 Japan AWS Jr. Champions になってどうするの?

Last updated at Posted at 2025-12-06

本記事は以下アドベントカレンダー6日目の投稿です。

はじめに

皆さん、Japan AWS Jr. Champions をご存知でしょうか。端的に言うと、社会人歴1~3年目の若手エンジニアを対象とした、AWSの日本独自の表彰制度です。

私は今までなんとなくなれればいいな~くらいに考えていました。
しかし、いろいろな方の話を聞くにつれて、自分にチャンスがあるならちゃんと目指してもいいんじゃないかと思うようになったので、そのことに関して自分のやってきたことの振り返りや考えを書いてみたいと思います。

本記事の内容はあくまでも筆者の考えです。その点に注意いただけますようお願いいたします。

なお、クライテリアなどの情報について、2026年度の情報はまだ発表されていないので、2025年度の情報を参照しています。

Japan AWS Jr. Champions とは

上記記事の内容を引用させていただきます。

AWS Partner Network (APN) 参加企業に所属し、現在社会人歴 1~3 年目で突出した AWS 活動実績がある若手エンジニアを「Japan AWS Jr. Champions」として表彰します。これは、AWS を積極的に学び、自らアクションを起こし、周囲に影響を与えている APN 若手エンジニアを選出しコミュニティを形成する、日本独自の表彰プログラムです。

書いてある通りですが、若手で AWS についていろいろ手を動かして発信している人を表彰する制度ですね。

また、Yukki さんの以下記事も参考になるかと思います。

Japan AWS Jr. Champions になるには

クライテリアを見ていただけると、いろいろ書かれているのですが、その中でも今回注目したいのが、「AWS に関する活動」という項目です。この項目では、「AWS を学び始めたきっかけ」と「Jr. Champions の活動を通じて達成したいこと」と「Contribution カテゴリー」の記載が必要です。

それぞれ私の場合について考えて書いてみたいと思います。

AWS を学び始めたきっかけ

所属企業で AWS を積極的に利用しており、自身がかかわるプロジェクトでもシステムの基盤を AWS を用いて構築していました。しかし、私が参画した時点ですでにシステムは構築されており、私の業務は基本的にそのシステムの保守運用を行うことでした。そのため、業務として、自身で何かリソースを作ったり、システムを構築したりすることはありませんでした。

一方で、 AWS を用いることで簡単にリソースを作成し、システムを構築・公開することができることを研修で知り、「自分もやってみたい」という思いから Amazon SageMaker Canvas を用いた機械学習に取り組んでみました。すると想像以上に簡単にやりたいことを実現できることを実感しました。その際の体験については以下Qiita記事にて記載しております。

このような経験から、AWS を用いて何かを作ることに楽しさを感じ、AWS について学ぶようになりました。

Contribution カテゴリー

Challenge(AWS に関して実践してきたチャレンジ)

生成AIを中心としたAWSサービスの実践的な活用に継続的に取り組んできました。

新サービスのリリースや機能アップデートがあった際は、公式ドキュメントを読むだけでなく、実際に手を動かして検証することを心がけています。例えば、Amazon Bedrock の新機能がリリースされた際には、即座に環境を構築し、実際のユースケースを想定した実装を試みました。その過程で得られた知見や躓いたポイントを技術記事にまとめ、同じ課題に直面するエンジニアの助けになることを目指しています。

また、単にサービスを触るだけでなく、複数のAWSサービスを組み合わせたアーキテクチャの構築にもチャレンジしてきました。CloudFront、S3、ACM、Route53 などを組み合わせた独自ドメインでのHTTPS配信環境や、Bedrockを活用したAIエージェントシステムの実装など、実践的なシステム構築を通じて技術力を磨いています。

Influence(周囲に与えた影響)

積極的なアウトプット活動を通じて、社内外のエンジニアコミュニティに影響を与えることができました。

社内(部内)では、私の生成AI活用に関する発信がきっかけとなり、メンバー間で生成AIへの関心が高まりました。その結果、複数のメンバーと定期的な勉強会を開催することが決定し、チーム全体の技術力向上に貢献できています。

また、社外のコミュニティでは、登壇後の質疑応答や懇親会で参加者から直接フィードバックをいただく機会が増えました。特に印象的だったのは、「自分もアウトプットを始めるきっかけになった」という声で、若手エンジニアの成長の一助となれたことを実感しています。

Output(アウトプットを通じた周囲への貢献)

主に Qiita での技術記事執筆と、JAWS-UG をはじめとした社内外の勉強会での登壇を実施いたしました。

技術記事では、自身の興味関心のある生成AI の領域を中心として、AI エージェントの構築に関する記事や、CloudFront・S3 などを用いた自己紹介用の静的サイトの構築に関する記事などを執筆いたしました。
また、記事の投稿数につきましては、2025年4月1日から毎週1記事以上のペースで執筆しており、そのうち AWS タグを付与している記事は30記事以上になります。詳細な記事内容につきましては以下リンクをご参照ください。

勉強会の登壇につきましては、毎月1回以上のペースで登壇しており、そのうち AWS に関する登壇は15回以上になります。こちらも記事執筆と同様に、AI エージェントの構築に関する内容などについて発表しています。詳細な登壇資料などにつきましては以下リンクをご参照ください。

また、技術書典19では、アウトプット活動を通じて出会った方々と共同で技術書を執筆・出版しました。私は「Strands Agentsを用いたAIエージェント構築」の章を担当し、実装の詳細など、実践的な内容をまとめました。

「Jr. Champions の活動を通じて達成したいこと」は...?

今までやってきたことをつらつらと書きましたが、「Jr. Champions の活動を通じて達成したいこと」についての記載は飛ばしました。

いざ考えてみると、「Jr. Champions にならなくてもできることじゃないか?」ということばかり思い浮かんだからです。

例えば...

  • 技術記事の執筆を続ける
  • 勉強会での登壇を増やす
  • 勉強会の運営をする
  • より多くの人と技術交流をする

以上のことは全て、今の私でもがんばればできそうな気がしています。では、Jr. Champions になる意味はあるのでしょうか?

Jr. Champions だからこそ得られること

ネットの情報や JAWS-UG などの社外コミュニティでいろいろな方とお話しして、自分なりに Jr. Champions だからこそ得られることをピックアップしてみます。

1. Jr. Champions コミュニティ

同じような目線の若手エンジニア同士の横の繋がりができます。異なる企業・異なる技術領域で活躍する同世代との交流は、視野を広げたり自身のモチベーション向上につながったりすると思います。

2. 影響力

同じ内容でも、Jr. Champions としての発信は、(良くも悪くも)より多くの人に届き、参考にされる可能性が高まると感じています。特に、若手エンジニアにとって「自分も目指せる存在」としてのロールモデルになれることは、Jr. Champions ならではの価値だと思います。

3. 客観的な評価

上述したように、私はいろいろなアウトプットに取り組んできましたが、それによってどのような影響・成果を得られたかを説明するのは難しいです。その際に、Jr. Champions に選出されたということは客観的な指標になるのではと思います。

4. 選考プロセス自体の価値(脱線?)

申請書を書く過程で、自分のこれまでの活動を振り返り、言語化する機会が得られます。「何を」、「なぜ」、「これから」を整理することは、Jr. Champions に選ばれるかどうかに関わらず、今後の方向性を考える上で非常に有意義だと感じます。と、今この記事を書きながら感じています。

で、結局なにをするの?

いろいろ考えてみましたが...

すみません。まだわかりません。

この1年でいろいろな経験をし、とても充実感を感じているので、同じような体験を他の人にしてほしいという思いはあります。が、これがジュニチャンの活動とどうつながるのかはあまりイメージができていないです。

来年の3月にはある程度イメージを持てている状態になっておきたいとは思います。

記事のタイトル回収がまともにできておらずすみません…

おわりに

あまりまとまりのない文章をつらつらと書いてしまいました。一方で自分の活動の振り返りや考えていることはある程度吐き出せたような気もします。今後も継続的にアウトプットを続けつつ、方向性を考えていけるといいなと思います。

みなさんは Jr. Champions を目指していますか? 目指している方は、「なってどうするか」についてどう考えていますか? また、すでに Jr. Champions の方がいらっしゃれば、「なってみてどうだったか」をぜひ教えていただけると嬉しいです。

ありがとうございました。

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