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自分のQiita記事の構成を分析する 〜本当に「型」はあるのか〜

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Last updated at Posted at 2026-02-23

はじめに

今度参加させていただく勉強会のテーマが、Qiita記事の書き方を学ぼう!実際に書いてみよう!というものなので、そちら向けに少しでも参考になればと思い書きます。

私はQiitaに記事を週一で投稿し続けて、書いた記事の総数は80本ほどになります。これだけ続けていると、「なんとなく自分の中に書き方の型ができている」という感覚があります。そのため、構成に迷うことが減って、記事を書くスピードは比較的早くなっている気がします。

今回はその書き方の型について紹介したいと思っていました。

しかし、型があると書いたもののあくまでもフィーリングの範囲の話でした。実際問題どうなっているのか気になったので、自分の記事の構成を分析してみることにしました。

分析方法

今回の分析は、Claude Code に作業を依頼して進めました。

具体的な手順は以下のとおりです。

  1. Qiita APIを使って自分の投稿記事85本を取得し、Markdownの見出し構造、コードブロック数、画像数、本文のキーワードなどを抽出しました
  2. 抽出した情報をもとに見出しを18カテゴリ(導入・前提・環境構築・概念説明・手順・実行・結果・考察など)に分類しました。キーワードマッチで自動分類した後、マッチしなかったものはClaude Codeに判定してもらい、全1,455個の見出しを分類しています
  3. 記事ごとの特徴量(見出しの構成、コード比率、文字数、画像数、タイトルのパターンなど)をもとに、ルールベースで構成パターンを分類しました。ルールで判定しきれなかった4本についてはClaude Codeにレビューしてもらい、最終的に85本すべてを分類しています

今回はざっくり自分の記事を分類し、記事の構成を見てみるという目的で実施しております。分類の手法について、不正確な部分があるかもしれませんが結果に大きな違和感はないため深く追求しておりません。ご了承ください。

結果

分析してみると、85本の記事は8つのパターンに分かれました。一覧化されたものを見るとそれなりに納得感はあります。

パターン 本数 割合
技術解説型 29 34%
ハンズオン型 16 19%
開発体験記型 15 18%
イベントレポート型 10 12%
トラブルシュート型 6 7%
入門ガイド型 5 6%
試してみた型 2 2%
概要紹介型 2 2%

ここからはそれぞれのパターンについて簡単に整理してみます。

技術解説型(29本)

全体の約3分の1を占める最多パターンです。ツールやサービスの機能・仕組みを解説する記事がこれにあたります。

構成としては「はじめに → 概要/仕組み → 特徴や機能の紹介 → まとめ」という流れです。文字数は平均2,475字です。

代表的な記事はこちらです。

ハンズオン型(16本)

実際にコードを動かして、その手順を詳しく記録した記事です。

構成は「はじめに → 前提/準備 → 環境構築 → 手順 → 実行結果 → まとめ」という流れです。文字数は平均2,144字です。

代表的な記事はこちらです。

開発体験記型(15本)

何かを作ってみた過程と、そこで得た気づきを書く記事です。

構成は「はじめに → 作ったもの → 開発の過程 → 使ってみての感想/考察 → まとめ」で、文字数は平均2,479字です。「やってみてどう感じたか」という体験のほうに比重があります。

代表的な記事はこちらです。

イベントレポート型(10本)

勉強会やカンファレンスの参加記録です。

構成は「参加目的 → イベント概要 → セッション内容 → 学び/気づき → まとめ」で、文字数は平均3,860字と全パターン中最多です。セッションごとに見出しを立てるため、見出しの粒度が大きくなりやすい傾向があります。

代表的な記事はこちらです。

トラブルシュート型(6本)

エラーや問題にぶつかって、解決するまでの記録です。

構成は「問題発生 → 原因調査 → 対処/修正 → 解決確認 → まとめ」で、文字数は平均2,232字です。問題から解決まで一本道なので構成がシンプルになりやすい特徴があります。数は少ないですが、同じ問題にハマった人に刺さればいいなと思って書いています。

代表的な記事はこちらです。

入門ガイド型(5本)

あるテーマについて、概念の説明と実際のコードをバランスよく組み合わせた記事です。

構成は「はじめに → 概念説明 → 構成の紹介 → 実装/コード → 動作確認 → まとめ」で、文字数は平均3,577字と2番目に多いパターンです。概念をしっかり説明した上で実装も見せるので、内容が厚い記事になる傾向があります。

代表的な記事はこちらです。

試してみた型 / 概要紹介型(計4本)

この2つは少数ですが、それぞれ特徴があります。

試してみた型は、新しくリリースされたものをサクッと触ってみた記録です。構成は「はじめに → 触ってみる → 結果 → まとめ」とシンプルで、平均1,400字とコンパクトです。

概要紹介型は、ツールの新機能やアップデートを画像多めで紹介する記事です。文字数は平均1,096字と最も短く、画像が平均5枚とスクリーンショット中心の構成です。

パターン一覧

ここまで紹介したパターンを一覧の表にすると以下のような感じになります。

平均文字数はコードブロックを除いた本文のみのカウントです。

パターン 構成の流れ 平均文字数 特徴
技術解説型 はじめに → 概要 → 機能紹介 → まとめ 2,475 全体の3分の1を占める最多パターン
ハンズオン型 はじめに → 準備 → 手順 → 実行結果 → まとめ 2,144 環境構築から実行結果まで一連の流れを記録する
開発体験記型 はじめに → 作ったもの → 過程 → 感想 → まとめ 2,479 体験や感想に比重がある
イベントレポート型 参加目的 → 概要 → セッション → 学び → まとめ 3,860 セッションごとに見出しを立てるため文字数が多い
トラブルシュート型 問題発生 → 原因調査 → 対処 → 確認 → まとめ 2,232 問題から解決まで一本道でシンプルになりやすい
入門ガイド型 はじめに → 概念 → 構成 → 実装 → 確認 → まとめ 3,577 見出し数が全パターン中最多で内容が厚い
試してみた型 はじめに → 触ってみる → 結果 → まとめ 1,404 サクッと触るのでコンパクトになる
概要紹介型 はじめに → 機能紹介(画像多め) → まとめ 1,096 画像が平均5枚でスクリーンショットが中心

おわりに

以上、自分の記事を対象に構成パターンを分析してみました。

最初に「型がある気がする」と言っていた感覚は、データを見る感じあながち間違っていなさそうです。

ただ、この8パターンを最初から意識して書いていたわけではありません。私も最初は毎回手探りで、構成に悩みながら書いていました。それでも自分なりに考えて書くことを積み重ねて、いつのしか型ができていたという感覚です。

なので、これからブログを書こうとしている方にお伝えしたいのは、まずは自分なりに考えて書いてみることが大事だということです。書き続けていれば、自然と自分の型はできると思います。

その上で、今回紹介した8つのパターンが「こういう構成の仕方もあるんだな」というヒントになれば嬉しいなと思います。

ありがとうございました。

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