はじめに
UbuntuでRStudioを使うには主にデスクトップ版Rstudioか、RStudio Serverを使うかどちらかです。
デスクトップ版RstudioですとUbuntu14.04以降だとこのままだとRStudio上で日本語入力ができないため、RStudio Serverを入れることをお勧めします。
##WSL2インストール
WSL2が入っていないとUbuntu 20.04で動かない機能があるの、インストールしないといけません。
管理者として開いたPowerShellで
wsl -l -v
と入力。
versionが1となっていた場合、以下を実行してください。
まず、WSL2を使えるようにします。管理者として開いたPowerShellで
dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
PCを再起動します。
次に、WSL2をデフォルトにします。再び、管理者権限で起動したPowerShellで、
wsl --set-default-version 2
とします。
##Rのインストール
Ubuntuを起動して諸々アップデートします。ここからのコマンドはUbuntuに入力してください。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade -y
Rの使えるUbuntu 20.04のリポジトリを登録。今回はR4.0です。(ここでWSL1だと動かないので、WSL2が必要にらしい。)
sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys E298A3A825C0D65DFD57CBB651716619E084DAB9
sudo add-apt-repository 'deb https://cran.r-project.org/bin/Linux/ubuntu focal-cran40/'
Rのインストール
sudo apt install -y r-base r-base-core r-recommended r-base-dev gdebi-core build-essential libcurl4-gnutls-dev libxml2-dev libssl-dev
##RStudio Serverのインストール
RStudio Serverのインストールします。
wget https://rstudio.org/download/latest/stable/server/bionic/rstudio-server-latest-amd64.deb
sudo gdebi rstudio-server-latest-amd64.deb
RStudio Serverを起動します。
sudo rstudio-server start
その後、
ブラウザから
```で接続できます。
また、RStudio Serverでもユーザー名とパスワードを聞かれますが、OSユーザーとパスワードで開けます。
参考までに、
サーバの停止,起動,再起動を手動で行うには以下のコマンドを使います。
```html
sudo rstudio-server stop
sudo rstudio-server start
sudo rstudio-server restart