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社内Mac端末をGitサーバーとしてセットアップする

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やりたいこと

社内ローカル環境で、Mac端末にGitサーバーを立て、Windows端末やMac端末上のSourceTreeから利用したい。

経緯

いずれはWeb上のホスティングサービスを利用したいと思っていますが、学習も兼ねて、まずは社内で試すことに。
他の方の記事をいくつか参考にしましたが、微妙にうまくいかない点があった為、こちらに残します。

環境

・Gitサーバー:Mac mini(MacOSX)
・Gitクライアント:Windows10、MacCSX

手順

1.MacにGitをインストールする

・会社から端末を手配してもらった時点でxcodeがインストールされていたので、gitも入っていた、はず。
・MacはGitクライアントとしても使うので、SourceTree(3.0.1)をインストール。

2.SSH接続の為の鍵を作成する(Mac)

(1)ターミナルで以下を実行。

 ssh-keygen -t rsa
 ("rsa"・・・ファイル名。任意でOKですが、この名前がよく使われている為、倣います。)

⇒実行後、/User/(ユーザー)/.ssh/ 内に、秘密鍵と公開鍵(のファイル)が作成される。
(".ssh"は隠しディレクトリ。Finderでパスを明示して移動すると見る事が出来ます。)

3.パーミッションを設定する(Mac)

(1)ターミナルで以下を実行。

 cd ~/.ssh/
 cat id_rsa.pub >> authorized_keys
 chmod 600 authorized_keys
 chmod 700 ~/.ssh
 rm id_rsa.pub

(各コマンドの意味)
 ・.sshディレクトリに移動("~/"はユーザーディレクトリ)
 ・公開鍵(id_rsa.pub)をauthorized_keysに結合
 ・公開鍵(authorized_keys)のパーミッションを600(所有者のみ読み書き可)に設定
 ・.sshディレクトリのパーミッションを700(所有者のみ読み書き実行可)に設定
 ・id_rsa.pubを削除

4.Gitクライアントに秘密鍵を渡す

(1)Windowsの場合

 Macで作成した秘密鍵(id_rsa)を、USBメモリなどを使って「C:\Users(username).ssh\」配下に置く。

(2)Macの場合

 今回はGitサーバーとGitクライアントを兼ねている為、ファイルの移動はない。

5.Gitクライアントから使えるか確認する

(1)Macでリポジトリを作成

 ユーザーディレクトリ直下に「repos」ディレクトリを作成し、その配下にリポジトリのディレクトリを作成する場合
 ・ターミナルで以下を実行する。
 cd ~/
 mkdir ~/repos/
 cd repos
 mkdir sample.git

 ・作業ディレクトリなしで、リポジトリを作成する
 git init --bare

(2)Macで他端末からのSSH接続を許可

 ・Appleメニュー > システム環境設定 > 「共有」を開く。
 ・「リモートログイン」の項目をチェックする。

(3)WindowsのSourceTreeからCloneする

 ・以下のように、リモートリポジトリを指定してClone。
 (Macのユーザー名)@(MacのIPアドレスまたはホスト名):repos/(リポジトリのディレクトリ名)
 (例)
 suzuki@192.168.1.1:repos/sample.git

 ここまで出来たら、SourceTreeでプッシュ、プルや「リモートのステータスを更新」も出来る。
 今までWindowsローカルでのみ利用していたリポジトリもプッシュ出来た。

今後

社内の有志とあれこれ使い、ルールを定めて、社内のSVNをGitに移行したいと思っています。

参考

Windows10パソコン上にGitサーバを立ててみた
ls -lchmod による謎の数字とアルファベットの意味まとめ

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